カキ・レバー以外に何がある? 男性力を取り戻すための「食材」と含まれる「栄養素」

亜鉛、マカなどのサプリは強い味方

先ほどお話しした通り、亜鉛は男性ホルモンを増強する強い味方です。
ただ、生牡蠣には亜鉛が多く含まれているものの、食品として摂取するのは非常に難しい栄養素です。
必要な亜鉛の1日の摂取量は、18歳から69歳の男性で約10ミリグラム、女性で約8ミリグラムと言われています。約100グラムの生牡蠣を4個食べれば、亜鉛を15ミリグラムくらい摂ることができます。
ウナギの蒲焼にも亜鉛が含まれているのですが、それでも100グラムで2.7グラム程度。豚肉の場合、100グラム食べても7ミリグラムしかないので、かなりしっかり食べなければ、必要な量を摂ることができません。

カップラーメンのような食事ばかりをしていると、亜鉛不足になってしまうでしょう。
亜鉛の摂取量が少ないと、味覚障害、やる気が出ない、疲れやすいといった症状が出てしまいます。
食事から亜鉛を摂れないときは、サプリで補うといいでしょう。

マカはアブラナ科で、栄養価が高く、野菜のなかではとくに精力を高め、身体のサビを取って若々しくしてくれると言われています。ブロッコリーは、多少近いと言える食材です。
マカは身体の動きに必要な、いわゆる「必須アミノ酸」やビタミン、ミネラルが入っているので、精力剤として「マカ=天然のバイアグラ」と言われているほどです。陰茎のまわりの血流をよくして、自律神経を整える役割が期待できるでしょう。
ただ、南米に植生しているものなので、マカそのものを日本で入手することは難しく、サプリで摂取することになります。
亜鉛もマカも男性の強い味方ですが、健康に必要な栄養素でもあるので、私は日常的に、亜鉛を摂るようにしています。
食事で十分に摂るのが難しい栄養素は、サプリを併用するのはいかがでしょうか。

ED治療薬はセックスのときに勃起させるためのものなので、そもそも性欲がまったくなければ、薬を使っても勃起しきません。
精力剤の目的は、セックスの前段階で活力をアップさせることです。
亜鉛やマカは、性欲が強くなり、活力がわくサポートをしてくれる存在です。

 

窪田徹矢
1978年東京都出身。医療法人社団「思いやり」理事長。「くぼたクリニック松戸五香」院長。独協医科大学卒。専門は泌尿器科。日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、指導医。年間2万5,000人を診察。近隣の総合病院でロボット手術などを手掛ける。元千葉西総合病院泌尿器科部長。

※本記事は窪田徹矢著の書籍『EDかな?と思ったら読む本――専門医が教える傾向と対策』(自由国民社)から一部抜粋・編集しました。

この記事に関連する「健康」のキーワード

PAGE TOP