65歳以上が目指したい「健康小太り」。必要な「食事のポイント6」【リハビリ専門医の吉村芳弘先生が解説】

(3)ちくわ、はんぺん、かまぼこを活用

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65歳になったら、1日のたんぱく質は体重1kgあたり1.0g以上。

できれば、1.5gを目安に摂取したいと吉村先生。

「手軽にたんぱく質を摂れる食べ物として、ちくわやはんぺん、かまぼこといった練り製品もおすすめ。冷蔵庫に常備しておいて、今日はたんぱく質が足りてないなと思ったら、一皿加えるとよいでしょう」

(4)粗食NG!みそ汁より豚汁

「食欲がなくて、一汁一菜でいいというときには、みそ汁の具に肉や魚、豆腐、卵などのたんぱく質を入れるといいでしょう。豚汁ならば、文句なしです」

たんぱく質は1日3食、バランスよく摂ることが大切です。

汁ものやおかずに、スキムミルク大さじ1杯(10g)を混ぜると、それだけでたんぱく質3g増になります。

(5)良質な油でエネルギーをつくる

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魚油やえごま油、亜麻仁油などオメガ3系のものや、MCT(中鎖脂肪酸)オイルといった良質な油を上手に使うこともおすすめです。

「食欲がない日にはMCTオイルの活用を。お米に加えて炊き込んだり、サラダにそのままかけたり、コーヒーや紅茶に1杯入れるだけで、同じ量でも2倍以上のエネルギーを摂取できます」

(6)コンビニ弁当や総菜はたんぱく質をプラス

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「コンビニ弁当や総菜は、たんぱく質が不足しやすいものです。例えば、パスタと野菜サラダを選んだなら、サラダにツナ缶を加えるといったように、たんぱく質食材を1品プラスするといいでしょう」

最近は、豆腐バーのように1本でたんぱく質が10g摂れるといった商品も。

上手に組み合わせてたんぱく質不足を解消しましょう。

構成・取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) イラスト/祖父江ヒロコ


 

<教えてくれた人>

熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養 研究センター長
吉村芳弘(よしむら・よしひろ)先生

熊本大学医学部卒業。東京女子医科大学心臓血管外科での研修医時代、やせ細っていく高齢の入院患者の実情を知り、栄養管理とリハビリの重要性を痛感。外科医からリハビリテーション専門医に転身。

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