「なんとなく不調」だから薬が欲しい...? いえ、実は「食べ物こそ最強の薬」なんです

すぐに疲れてしまう、おなかにガスがたまる、生理前に太りやすい...病院では原因が特定されづらい「なんとなくの不調」に悩まされていませんか? そこで、年間2000人以上の悩みに応えてきた漢方カウンセラー・大久保愛さんの著書『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)より、「漢方×栄養学×腸活」の考え方をもとにした「食薬」のエッセンスをご紹介。ぜひ、自分の「体の状態」に合わせて食事を選び、体調を整えてみてください。

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なぜ食べ物は「最強の薬」なのか

薬剤師として医療の現場にいると、「薬さえ飲んでいれば、すべてが治る」と考えている人が多いと感じます。

ただ、食事など生活習慣からくる慢性的な不調の場合には、いくら薬を飲んでも、症状を一時的に抑えているだけで治しているとはいえません。

何もしないでいると、原因となる習慣の積み重なりによって症状を悪化させ、薬の種類や用量が増えていきます。

食事など生活習慣の見直しが必須で、薬はサポート役と考えたほうがいいと思います。

生活習慣のうち、体を構成する材料として直接関係するのが食事ですよね。

今の体は、過去の食事の積み重ねでつくられています。

すぐに不調をとり除く「薬」と、徐々に体質を変えていく「食事」。

この2つを比べると、効果がわかりやすい薬のほうを選ぶ人が多いかもしれません。

しかし、一生使い続ける体のことを考えると、不具合を感じたときには、その都度、根本からメンテナンスをしていくことの重要性がわかると思います。

また、食事は体を構成する栄養として重要ですが、もう1つ、食事がダイレクトに体に与える影響があります。

それは、腸内環境に対する影響です。

私たちの腸の中には、100兆個にも及ぶ腸内細菌が存在します。

腸内環境の重要性は近年解明されてきていますが、腸内で善玉菌が過ごしやすい環境をつくることができると、私たち自身にとっても健康で過ごしやすい状態になります。

逆に、善玉菌が過ごしづらい環境では、栄養の吸収が低下することはもちろんのこと、脳や免疫にも影響を与え、毒素が体内を巡り、心身ともに不調を感じやすくなります。

腸内細菌の食事も、もともと人が選んで食べていることを意識し、上手に共存していく必要があるのです。

「なんとなく不調」を感じたときには、栄養の補給を目的とした食事はもちろんのこと、胃腸への負担も考慮するようにしましょう。

食薬では、未病解決のために「栄養」と「腸活」のバランスを同時に整えます。

『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』記事リストはこちら!

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とにかくわかりやすい!「漢方×栄養学×腸活」をかけ合わせて、日々の食事を中心に、心と体を整えて不調を解消する55のメソッドが収録されています

 

大久保愛(おおくぼ・あい)
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師、漢方カウンセラー。秋田の豊かな自然の中で、薬草や山菜を採りながら暮らす幼少期を過ごし、漢方や食に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初めて国際中医美容師資格を取得。漢方カウンセラーとして、年間2000人以上の悩みに応えてきた実績を持つ。

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『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』

(大久保愛/KADOKAWA)

女性ホルモンの分泌の変化で起こるさまざまな不調は、「5つの体質」に分類して考えることができます。自分の体質を診断したうえで、「体の不調別」にオススメの食材が提案されるので、とにかくわかりやすい! 漢方カウンセラー考案の不調解消メソッドが詰まった、あなたの「食べる薬」がわかる保存版の一冊です♪

※この記事は『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(大久保愛/KADOKAWA)からの抜粋です。
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