新NISA「50~60代におすすめ」の投資先をリスクの大きさに分けて紹介/世界一やさしい新NISAの始め方

『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』 (小林 亮平/KADOKAWA)第7回【全8回】

2024年1月より、従来のNISAから制度が変更され「新NISA」としてスタートしました。興味はあるけれど「何から始めればいいのか分からない」なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)は、そのタイトルの通り、新NISAのことを分かりやすく解説しています。老後に向けて今のうちから準備しておきましょう!

※本記事は小林 亮平著の書籍『世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。


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※写真はイメージです(画像提供:ピクスタ)

50~60代におすすめの商品は?

リスクというと危険性のような意味合いで捉えがちですが、投資の世界では、得られるリターン(利益)の振れ幅のことを指します。

ここで、つみたて投資枠で選べる商品の中で、大まかなリスク別の投資信託を一例として紹介します。

高リスク商品は、ここまで紹介してきたeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が人気です。

もしくは米国株のみで運用したいなら、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を選ぶといいでしょう。

中リスク商品は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)という株式や債券、REIT(不動産投資信託)などでバランス良く構成されている投資信託がよく選ばれています。

ただ2020年のコロナショックの際、8資産均等型はREITの回復が鈍かったことで全世界株式以上に損失が大きくなった時もあったので注意しましょう。

低リスク商品は、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)がおすすめです。

つみたて投資枠では債券のみで運用する投資信託を選ぶことはできないのですが、この銘柄は債券が多めの構成になっているので、比較的値動きが安定していますね。

 
※本記事は小林 亮平著の書籍『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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