こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
【前回】絶対に利用したい「新NISA」。どれほどお得か、実際に計算してみると...
前回、めちゃくちゃお得な投資制度『新NISA』が始まることを紹介しました。
かいつまんで言うと、1年間最大360万円で、5年間最大1800万円のお金を投資できる枠で、投資期間は無期限で、利益に対して20%かかるはずの税金が無税という制度です。
ほとんどの人が投資はこれだけで十分と言える投資枠で、ここまで国が便利な制度を導入するのだから、投資をする余裕資金がある人は使わなきゃ損です。
少なくとも、私は来年から絶対に利用するつもりです。
では、投資枠を利用するのを決めたとして、次に大事なのは何に投資をするかですよね。
今まで投資をしたことがない人が新NISAから投資をしようとしたとき、何に投資をするかは悩んでしまうと思います。
この辺も新NISAは良くできているんです!
実は、1年間で最大360万円の投資枠といっても、投資できる金融商品が大きく二つに分かれているんです。
まず、投資信託の中で120万円、次に、上場株式と投資信託の中で240万円という内訳です。
上場株式は上場している企業の株式ですが、投資信託といってもイメージが湧かないかもしれません。
投資信託とは、色んな投資先をざくっとまとめて投資できる金融商品です。
資産運用会社が我々投資家からお金を集めて、そのお金で代わりに投資をしてくれるというものです。
投資家はこの資産運用会社に対して、年間投資金額の一定程度(大体0.1%〜1%)を運用してくれる手数料として支払います。
100万円投資をしていたら、年1千円~1万円を払うイメージですね。
一言に投資信託といっても、どんな金融商品に投資をするかで種類が分かれます。
新NISAの前身である『つみたてNISA』だと200本ぐらいの商品がラインナップされています。
基本的に株式に投資をする投資信託が多いんですが、中には債権の割合が多めだったり、それ以外の金融商品に投資できたり、為替リスクを回避することができたり、色々あります。
一応、この200本に新NISAでも投資できる予定なようです。
200本というと数が多いと思うでしょうが、これでも実は厳選されています!
日本に存在する投資信託は実は6000本ぐらいあるんですよ。
6000本とというと途方もない数ですよね。
このうち、金融庁が個人投資家が長期的に資産形成ができるかどうか厳しい基準を設けて、その基準を突破したのが、200本なんです。
3%ぐらいしか残っていないので、厳選されているのは分かるはず。
だから、『新NISA』で投資をするときには、上場株式を選ばないのであれば、投資先は基本的にこの200本に絞られます。
ここまで絞られたとしても、どれに投資をするかは悩む人はいると思いますが、私はもう決めています。
株式に限定して投資ができて、年間の手数料が一番安い投資信託に投資する予定です。
なぜ株式に投資をする投資信託を買うかというと、最初に書いたように、『新NISA』は利益に税金がかからないからです。
税金がかからないなら、投資した金額ができるだけ多くなる(利益がたくさん出る)方が得ということになります。
だから、私は、利益が出にくい国債とか社債とかが含まれたりする投資信託ではなく、リスクは大きいけど、利益が大きくなりやすい株式にだけ投資をする投資信託に投資を行うことを考えているわけです。
年間の手数料が一番安い投資信託を選ぶのも同じ理由です。
長い間投資をするのだから、手数料が高いと、それだけ投資の利益が減っちゃいます。
手数料がいくらぐらいかは、投資信託を購入する証券会社が、情報を開示してくれているので、調べればどの商品が一番手数料が安いかというのは簡単に分かります。
以上、私の考えを書きましたが、これが絶対の正解というわけではありません。
色んな投資スタイルがありますから、あくまで私はこうするつもりという話です。
今日はこんなところです。ではでは!!
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