新NISAで大切なのは「投資信託」を選ぶことではなく「投資先」を決めること/世界一やさしい新NISAの始め方

『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』 (小林 亮平/KADOKAWA)第3回【全8回】

2024年1月より、従来のNISAから制度が変更され「新NISA」としてスタートしました。興味はあるけれど「何から始めればいいのか分からない」なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)は、そのタイトルの通り、新NISAのことを分かりやすく解説しています。老後に向けて今のうちから準備しておきましょう!

※本記事は小林 亮平著の書籍『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。


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※写真はイメージです(画像提供:ピクスタ)

人気ファンドをあれもこれも選んでしまう

新NISAでいざ投資信託を選ぼうとすると、どれを選べばいいのか、迷う人をよく見かけます。

定番のインデックスファンドシリーズを選ぶか、あるいは新たに誕生した話題の投資信託を選ぶか、もしくは友人におすすめされた銘柄もあったりするでしょう。

迷った挙句、この際だから人気どころのファンドをあれもこれも選んでしまおうと考える人もいますね。新NISAにおいて投資信託を選ぶ際の上限数はないので、たしかに複数のファンドを選ぶこともできます。

以前、私に相談があった方は10本以上の投資信託を選んでいました。その中には同じ指数に連動している、似たようなインデックスファンドもいくつか選んでおり、「人気ファンドを片っ端から選びましたが、よく分からなくなってしまいました......」と悩んでいました。

これはまさに新NISAにおける、商品選びの落とし穴に陥ってしまったと言えます。

そうならないために、投資信託を選ぶよりも先に、投資先を決めるようにしましょう。

 
※本記事は小林 亮平著の書籍『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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