デイサービスで勤務六年目の、介護福祉士ゆるゆらりと申します。
前回の記事:介護サービスを利用する=大切な人を手放すこと? 家族にも「休息」が必要
デイサービスの利用者さまは、何らかの障がいを持たれており、それに応じた介護サービスを受けておられます。それは、「お世話」と思われがちでしょう。
しかし、デイで働くうち、「介護はお世話ではない。自立に向けての支援なのだ」と強く思うようになりました。
それは、年老いても、認知症になっても変わることのないものが確かにあると、現場での経験から感じたからなのです。
誰かの役にたつために、曲がっていた腰が伸びたり、足取りがシャンとしたり、認知症の方の表情に輝きが戻ったり。そんな光景をたくさん見てきました。
「ありがとう」と言われた時の誇りは、そのまま生きる力につながるのです。
感謝されるのでなく、「感謝するために何ができるか」を考えながら利用者さまに接する‥それが介護職の向かう道なのだと思います。
【次のエピソード】認知症になっても、最後まで失われないものが確かにある/ゆるゆらり
最初から読む:アラフィフ専業主婦が姑&小姑の態度に一念発起!ヘルパーおかん誕生
【まとめ読み】アラフィフで介護職へ!ゆるゆらりさんの記事リスト
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