介護士をしながら、同居姑のこと、家族のこと、認知症の父の介護のことを綴っておりますゆるゆらりと申します。
前回の記事:緊張マックス!ついにやってきた「介護福祉士国家試験」本番
父は86歳‥かなり進行した認知症です。
平凡ですが、真面目に堅実に生きてきた父と母。
年老いて、安らぎのある生活を求めていた両親に、こんな過酷な現実が用意されていたとは、想像だにできませんでした。
誰もがなりうる可能性のある認知症。
仕事熱心で亭主関白な父に、頼り切って生きてきた母‥。尊敬して、愛してきた夫が、認知症になってどんどん色々なことができなくなって、伴侶である自分のことさえ忘れ去っていく‥頭では理解できても、感情は抑えられなかったのだと思います。
そして、そんな父を他の人に見せたくない、自分一人で最後まで面倒をみる‥そんな思いもあったのでしょう。
しかし、それでは父も母も共倒れになってしまいます。
近所に住む姉と私が介護サービスの利用を勧め、時間の許す限り二人に寄り添うようにしました。
大切な家族が認知症になったとき‥その現実を支えるのは、決して一人の力でなく、介護サービスであり、何より、たくさんの人々の寄り添う心なのです。
【次のエピソード】大変なこと、嫌なことも多いけれど...介護職にしかない感動の出逢いがある!/ゆるゆらり
最初から読む:アラフィフ専業主婦が姑&小姑の態度に一念発起!ヘルパーおかん誕生
【まとめ読み】アラフィフで介護職へ!ゆるゆらりさんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。