出産時に不安だった近距離介護の実母。救ってくれたのは遠方の義母でした/石塚ワカメ

みなさまこんにちは。アルツハイマー型認知症を発症した実母の近距離介護を始めることになったイラストレーターの石塚ワカメです。前回は初めての徘徊をケアマネージャーさんに相談した話を書きました。

前回記事:母の初めての徘徊をケアマネージャーに報告。気付いた時に私がすべきこととは?

さて、出産予定日が迫ってきました。

帝王切開なので出産日がわかってるぶん気持ち的に余裕がありますが、それ以外の余裕が一切無い。

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5年前息子を産んだときは、実母に泊まり込みでお世話してもらったけど、悲しいかな今は介護が必要な状態...。

産前産後の実母のケアについてケアマネジャーさんに相談したところ、「短期入所生活介護(ショートステイ)」の存在を教えてもらいました。「短期入所生活介護(ショートステイ)」とは、読んで字のごとく、短期間入所生活できる介護サービスのこと。

「でも環境が変わると認知症が悪化すると言うし、産後のパニックのさなかショートステイから帰ってきてまた徘徊でもされたら怖いです...」とケアマネージャーさんに伝えると、「そうですかぁ~」と困り顔。けっきょく産後しばらくは、デイサービスの日数と利用時間を増やすことにしました。

でも、もしね、もし現在の私が、この頃の私にアドバイスできるとしたら、「がっつり出産を迎える前に、試しに1~2泊利用して様子見てみるのはどう?」って言いますね。

色々不安抱えているなか経験ないことを試すのは怖いけど、1ヶ月後は確実にもっと余裕がなくなることわかってるんだから、今のうちにやってみたらどうかと切々と説いてやりたいですね。

タイムスリップはできないしそんなことにも頭が回らなかったので、現実世界で家族と相談した結果、産前産後は遠方から義母にヘルプに来てもらうことになりました。

義母は実母より1歳年下ですが「孫と遊べるよう健康寿命を伸ばす!」を合言葉に毎朝毎晩の筋トレとストレッチを欠かさないスーパーばあちゃん。優しいけどサバサバしてて、元精神科の看護師なうえ、自身の母親も義理の父親も認知症だったので色々な理解もあり、我が家にとってまさに聖母的存在!

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義母は念のため出産予定日1週間前から我が家に来てくれました。

実母は急に現れた義母に混乱している様子でしたが、毎日食事を食べに来て、デイサービスに通い、徘徊をすることもなく、無事帝王切開の手術予定日を迎えました。

当日は全員病院にかけつけ、無事に生まれた赤ちゃんと初対面。

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産後は傷の痛みと新生児のお世話で余裕が全くないので、実母と息子と家のことはすべて義母におまかせし、せめて入院中だけでも実母の存在を忘れることにしました。

さて、これから始まる新生児と認知症実母の生活...
どうなる!?
とりあえず今は考えないで体を休ませるぞ!!

次回へ続く!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。

石塚ワカメ

70年代生まれのイラストレーター。二児を育てつつ、近距離に住む実母の介護も行う、仕事・育児・介護のトリプルハードワーカー。ブログ「ワカメ絵日記」を運営。著書に「妊娠さらし絵日記(飛鳥新社)」「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」がある。

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