初めての徘徊をケアマネージャーに報告。気付いた時に私がすべきこととは?/石塚ワカメ

みなさまこんにちは。アルツハイマー型認知症を発症した実母の近距離介護を始めることになったイラストレーターの石塚ワカメです。前回、近所に住み始めたばかりの母が家に戻らず、そして警察に保護された話を書きました。

前回の記事:迷子のはずの母が他人の家で草むしり...警察から保護の電話

月に1回、ケアマネージャーさんが訪問してきてくれ、現状報告や今後のケアプランの確認などを行う面会があります。実母の徘徊についてケアマネージャーさんに報告すると、「徘徊かぁ~...」とサーっとイケメンを曇らせました。
え?だってわりとすぐ見つかったし、本人も「もう迷子にならないように気をつける」って言ってたし、そんなに深刻な問題なの?と、ひるむ私に

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と、言葉を濁らすケアマネージャーさん。

ケアマネージャーさん曰く、今後徘徊に気づいたときは、なるべく早く警察に捜索願を出すほか、ケアマネージャーかデイサービスにも連絡してくれれば、送迎途中のスタッフなども捜索に協力できるとのこと。
また、自治体から有料でGPSの貸し出しもあること、持ち物すべてに名前と連絡先を書いたラベルを縫い付けておくと良いとも教えてもらいました。

なるほど、一人で頭を抱えてないで警察やケアマネージャーさんに頼ってもよかったのか。でもどうか、今後それらの世話になるようなことがありませんよう...。

それからしばらくは、実母が徘徊しないよう、デイサービスのない日中は散歩や買い物に付き添ったり、家事を手伝ってもらったりして平穏に過ごしていました。

そうこうしているうちに臨月突入!
夏の妊婦はとにかく暑い!暑いんです!
クーラーをガンガンに効かせるのですが、認知症になってからというものの極度の寒がりになった実母がガタガタ震えて寒がり、エアコンも扇風機も消してしまう...。こっそり付けては消されるのバトル!

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体感温度がおかしくなっている者同士の激しい争いの結果、息子も寒いと言うので、仕方がなくエアコンを我慢することにした臨月妊婦なのでした...。

泣いても笑っても、こんな汗だく妊婦生活もあとわずか。
さて問題は、認知症の実母の介護問題を抱えた産前産後はどう乗り切るか...。
どうする!?どうにかなるものなの!?

次回へ続く!

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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石塚ワカメ

70年代生まれのイラストレーター。二児を育てつつ、近距離に住む実母の介護も行う、仕事・育児・介護のトリプルハードワーカー。ブログ「ワカメ絵日記」を運営。著書に「妊娠さらし絵日記(飛鳥新社)」「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」がある。

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