孫が0歳から保育園に。「かわいそう」という意識が変わったきっかけ

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ペンネーム:フラワー
性別:女
年齢:51
プロフィール:2人の孫を持つ51歳のおばあちゃんです。仕事・家事・孫育てに毎日奮闘中。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

娘が離婚して2人の孫を連れて戻ってきました。それを機に仕事を始めることになった娘。私が孫を見る!と言いたいところだったのですが、まだ現役で仕事をしているため、そういうわけにはいきません。そうなると当然保育園に入園となります。

上の孫は3歳を過ぎていたので良いタイミング。しかし、下の孫はまだ1歳にもならない年令だったので、「かわいそう」という気持ちを強く持ってしまいました。

そんな思いにとらわれたまま、現実はどんどん進み、ついには保育園に入園。楽しそうに通う日もあれば、大泣きして「ママがいい~」なんて泣いている日もありました。保育園の子供はそんなものだとわかっていても、目の前で泣いている孫を見ると感情的な部分が先走ってしまい、「かわいそうだ~」とか、「さみしそうだ~」なんて、娘にプレッシャーをかけるような言動をしてしまっていました。

そんな日々が半年ほど経過した時、娘と一緒に孫の参観日に行くことに。孫二人の参観時刻は同じ。これは大変だ!という事で、手分けして参観しようということになったのです。

そこで見た孫の成長にびっくり。まるで家とは別人の孫がそこにいました。

下の孫は男の子で、とにかくやんちゃで家ではあまり言う事を聞きません。その割にママにべったり。ママ~ママ~と毎日娘の後ろを追いかけまわしています。ママが見当たらなかったら、トイレまで追いかけますし、食事の時にはママのおヒザ。ご飯は当然のごとく自分で食べなくて、全部ママに食べさせてもらって満足そうな顔をしています。

これがいつもの家庭内での下の孫ですので、てっきり保育園でも甘えん坊なのだとばかり思っていました。

しかし実際には、保育園ではかなりのしっかり者。まだ2歳にもならない年齡ながら、自分でトイレを済ませ、自分でキレイに手を洗い、自分でズボンをはいていました。その上、手洗い場付近に飛び散った水滴を雑巾でふき取ることまでやってのけていました。

そんな様子に驚いていると、「しまった、見られた!」とでも言いたいような表情で私を見て、にやりと笑う始末。

その後の食事の時間にも同じ調子。じっと椅子に座ってお行儀よく自分でもぐもぐ上手に食べていましたし、食器の片づけまで自分でしていました。それはまるでお父さんのオンとオフ。「一体あなたは誰?」と、そんな風に聞きたくなるほど、しっかり者の孫の姿がそこにはありました。

そんな様子を見ながら、たくましさを感じるのと同時に猛省した私。それぞれ自分の与えられた環境下で頑張っていたことにやっと気づいたのです。

孫は保育園になじみ、そこで成長を遂げていましたし、娘は自分達の経済を支えるために、幼いわが子を保育園に預け、一生懸命不慣れな仕事を頑張っていたのでしょう。

今の時代、お母さんが仕事をするためには周囲の理解と協力は不可欠。と、理屈ではわかっていても、自分の感情にとらわれすぎていました。やっとそのことに気づくことができ、それ以来、「かわいそう」という気持ちから「よく頑張っているね!」という気持ちに切り替わりました。

それでなくても子育ては大変。いくら実家暮らしとはいえ、シングルマザーになったわけですから、余計に大変。そんな娘の気持ちを理解するきっかけになった「保育園の参観日」は本当に参加して良かったと思いました。

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