10代後半で出産した娘。ダメダメだった母っぷりを支え応援した結果...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51
プロィール:43歳という若さで初孫に恵まれました。それはもうとっても大変で幸せいっぱいの時間でしたが......。

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娘が結婚&出産したのは10代の後半、まだ学生でした。

妊娠がわかったときには「私がこの子を守る」という強い意志を見せた娘でしたが、実際の生活は......「う~ん、若いからな~」とうなりたくなるものでした。
そんなわけで、夜中の授乳も、おむつの交換も、離乳食も、経済も、生活のすべてを私たち夫婦が面倒を見ることに。

しかも当時の娘は隙さえあればそれらのすべてを私に任せようとしていましたので、そんな娘を見るたびに、「まだまだ母になるには早すぎたのかも」と不安しかありませんでした。娘のあまりの稚拙さに「ダメだこりゃ」と何度も諦めそうになりました。

でも現実はそうはいきません。孫の幸せのためにも、もちろん娘自身の幸せのためにも「娘を母として成長させよう」と自分なりに頑張ることを決心しました。

そんな私の思いをよそに、娘はのんきそのもの。授乳のタイミングでも眠いからと起きようとはしません。

まだ赤ちゃんだった孫がぎゃんぎゃん泣いていても平気な顔で布団をかぶって眠っている娘。それを私がゆすって起こして授乳を促していました。

また、おむつの交換も「でてるよ、変えてあげて」と促さなければ自分からはやろうとはしませんでしたし、離乳食なんて絶対に無理。何を食べさせるか恐怖です。とはいえ作らせないわけにはいきませんので、教えながら毎日作る日々がつづきました。

そんな娘も母となりもうすぐ8年。ようやくなんとなく母親らしい振る舞いが目立つようになりました。

たとえば、今年の夏。孫が体調不良で病院に行ったときに、「もしかすると熱中症かもしれない」と医師に言われたときのこと。以前の娘なら「病院行ったからもう大丈夫でしょ」なんて軽くやり過ごしてもおかしくないのですが、このときには違っていて「ホントに大丈夫なの?」と母の顔で心配していて、積極的に世話をしていた姿が印象的でした。

あるいは子どもとのお出かけでは、以前ならできるだけ座ったままで動こうとしない娘でしたが、自分から子どもと積極的に遊ぶようになったり、イヤイヤながら苦手な虫取りに出かけてみたり。昔なら考えられません。

当たり前に思われることかもしれませんが、以前の我が家にはそんな光景は残念なくらいに少なかったのです。

しかし今、母として不器用ながら自分の子供たちの面倒を見て、家族の経済を支え、できないときには夫と私に頭を下げて支援をお願いするまでに成長しました。
一時はどうなることかと思いましたが、そんな娘の姿を見ると頑張ってきてホントによかったと思えます。

まだまだ先は長いのですが、これからも時には苦しみも受け止めつつ、楽しみながら娘育て&孫育てをしていきたいと思います。

そして、いつか娘に「よく頑張ったね」と伝えられる日が来ることを願ってやみません。

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