<この体験記を書いた人>
ペンネーム:あんこ
性別:女
年齢:48
プロフィール:やっと五十肩が治ったと思ったら今度は大腸がんで要再検査。そんなの関係ない! 再ブレークで頑張ります。
乾燥は、肌や喉にダメージを与えますよね。
湿度が低いと敏感に反応してしまう、潤いのない私の肌。
トホホな年齢ですが、私の肌だけでなく子供達の健康を守るためにも、冬はお部屋の加湿はやっておきたい対策です。
10年ほど前は加湿器が人気でしたが、最近では加湿のついた空気清浄機が主流になり、家電事情も変わったなぁと感心しきりです。
今季はコロナ対策のためにも加湿はかかせず、我が家のリビングでも加湿空気清浄機がフル稼働。
でも我が家の加湿空気清浄機は、しっかりと加湿し空気を循環させようとすると、風量が上がってちょっと音が気になったり、冷気を感じることもあります。
でも、部屋に潤いを与え、かつ空気を綺麗にしてくれるのでいつも頑張って働いてもらっているのですが、ある日、事件が起こりました。
寒かったのでエアコンをつけた私。
部屋の温度は上がったのですが、それに比例し湿度は瞬く間に下がり30%を切りそうになりました。
そこで加湿空気清浄機が最大限に働いてくれたのですが、ファンの回る音が少し耳に触り、テレビのボリュームがいつもより上がりました。
そしてその次に主人(50歳)の機嫌が少しずつ悪くなりました。
なんかイライラしてる? と思いつつも私は空気清浄機に感謝しきりだったのですが、限界を迎えたらしい主人が「これは何の為につけとるんや」と言い出したのです。
「湿度が下がって乾燥してるし、空気も循環させたいからやで」
そう答えたら、「寒い!」と切れている様子。
「大丈夫、エアコンついてるし」
「こんな風がきたら風邪ひく」
おお、かなり怒っている。
「ひかへんよ」
負けじと私も言い返すと、そう言われて旦那の怒りは沸点に達したようです。
「俺が風邪ひくって言ったらひくんや!」
とんでもない俺様発言が飛び出しました。
おいおい、夏場は暑がりのあなたはガンガンにクーラーをかけていますよね。
私達は寒い思いしてるんですよ、気づいてますか?
なのに、加湿空気清浄機の風で風邪ですって! 思わず吹き出しそうになりました。
これ以上続くと不毛な押し問答が続きそう、もうこの辺にしておこう。
そう思った私は「...」無言の攻撃。
風邪をひかないようにするために、加湿をして空気を循環しているんです旦那様! そこを分かってください。
今の家電はすっごく素晴らしいんですから。
あれから数カ月経っていますが、旦那様、風邪はお召しになっていません。
お陰様で家族皆元気に暮らしております、ありがとう加湿空気清浄機。
そんな我が家の働き者ですが、旦那は嫌いな様で、私が居ない時はここぞど言わんばかりに電源をOFFにされ、休みを余儀なくされています。
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