「既読にならない方、賛成でいいですね?」LINEが流行り始めたころの「PTAグループトーク」の悲劇

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:おこめ
性別:女
年齢:45
プロフィール:夫・子供二人・コロナで失業中

「既読にならない方、賛成でいいですね?」LINEが流行り始めたころの「PTAグループトーク」の悲劇 19.jpg

今から8年ほど前、子供が6年生の頃の話です。

38歳だった私は小学校でPTA活動のお祭り委員会に入ってました。

当時住んでいた辺りでもLINEが流行し始めており、委員会の最初の集まりでLINEグループを作り、月に何回かの学校での集まり以外は、メールではなくLINEで連絡を取り合うこととなりました。

お祭り委員会の保護者は学年ごとに9人いたので計54人。

なかなか全員が集まることは難しい状態です。

一方、LINEはいつでも話し合え、後から情報も見返せるので便利でした。

しかし、お祭り委員の方々は夜型の方が多く、20時くらいからLINEで発言が出始めると、23時を過ぎても終わらない時がありました。

私は頑張っても夜10時には子供と一緒に寝てしまう早寝早起きだったので、とても辛かったです。

寝落ちてしまい朝LINEを見ると、夜に発言をしない人に対しての不満が出ていてゾッとしました。

その中心になっていたのは副委員長のMさん。

「発言しない人は意見がないんですか?」

「もっと意見を言ってください」

「既読にならない方は賛成でよろしいですか?」

ちょっと高圧的な言葉で仕切っていました。

「昨日は話し合いに参加できなくてすみません」とLINEを打ち込みましたが、なんで謝ってるんだろう? と思いました。

そんな気持ちになっていた頃、学校で集まりがありました。

学校での集まりは私は毎回参加しているので、そこで勇気を振り絞りお願いをしました。

「いつもLINEに参加できずにすみません。ですが、夜遅くまで起きていられないので、LINEは21時までにしてもらえませんか?」

同意する人もいましたが、副委員長のMさんは不機嫌そうです。

「私もそうしたいんですけど、みなさんが学校の集まりに参加してくれないので! LINEで決めるしかないんです」

時間のことはスルーされ、少しキレ気味に言い返されました。

確かにその日も5~6人欠席していました。

でも本当にそうしたいと思っているのでしょうか?

子供のためにやってることなので、言い合いするのも嫌だと思い、自分の思いは伝えたので、念を押すのをやめました。

その日の帰り「よく言ってくれたよRちゃんママ!」と、私に賛同してくれたママさん方が5人いました。

皆さん学校の集まりに毎回参加してるママたちで、私が知らなかったことを教えてくれました。

「副委員長のMさんやいつもLINEに参加してる人は専業主婦の人が多いのよ」

さらに聞くと幼児など小さなお子さんがいないそうなので、少し時間に余裕があるから深夜のLINEでも平気だったようです。

そして、私や参加できてない他のお母さんは、だいたいフルで働いている人や深夜のLINEに嫌悪感を持つ人たち。

同じ考えの人達がいて心強かったです。

そして、その日からしばらくLINEは落ち着いていましたが、ある朝起きるとビックリ! お祭り委員の買い出しの振り分けが深夜のLINEで決定していました。

時刻を見ると深夜0時半。

発言しなかった私や、このあいだ学校で会ったママさん達が、大量の買い物をする係に勝手に任命されていました。

「既読しない方は賛成でよろしいですか?」

「いいです」

「既読しない方すみません、これで決定させていただきます」

そんなやり取りを読んでいて怒りが込み上げてきました。

すぐに副委員長のMさんに連絡しましたが撤回はしてもらえず、頭に来た私や他のお母さん方は個別に連絡を取り合いました。

できなかったと言われるのは悔しい、それなら「やってやろうじゃない!」と結託しました。

何と言っても私達は学校の集まりに毎回参加しているので、打ち合わせもスムーズ!

嫌な役目も楽しんで無事に成功させました。

そして副委員長やLINEでよく意見を言ってたお母さん方は、LINEでしか発言しない人と同じ係になり、相手がお祭り当日も不参加だったため、仕事ができずあたふたしていました。

LINEだけで参加するのと、実際に動くのは違うと分かってくれたかな......あたふたする彼女達を見ていると、いけないと分かっていても、ざまーみろと思う気持ちを止められませんでした。

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