夫の定年後は、決して良い雰囲気ではなかったけど...。コロナ禍で改めて気付いた「夫の心強さ」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:大家ぽん子
性別:女
年齢:64
プロフィール:マイナポイントの申請をしました。人の手をたくさん借りてやっと申請できました。

27.jpg

64歳の主婦です。

昨年、1歳上の夫が定年になりました。

仕事人間だった夫が自宅にいる時間が激増し、生活リズムがガラッと変わりました。

私は今までは自由にとれていた昼食も夫に確認しなくてはならなくなり、洗い物も増え、なんとなくその日の予定も言わないといけなくなりました。

イライラが募り言わなくていいところで小言を言ってしまったり、良い雰囲気ではなかったと反省しています。

夫もちょっとだけ家事をしては得意げになってみたり、ボランティアにのめりこんで高価な電動工具を買ってみたり、夫婦の危機本を読んでは私相手に実践してみたり...。

きっと夫も危機感はあったのでしょうが、正直に言って的外れでした。

そんな関係の私たちを襲ったコロナ禍。

外での活動がしにくくなり、夫婦ともども自宅で過ごす時間が増えました。

この春から夏にかけてはさらに休校中の孫たちの面倒を見ることになり、さらに大変...。

こんな状態で我が家は大丈夫なのかしら? と正直不安に思っていました。

ですが、夫がこのピンチを乗り越える力強い相棒になってくれたのです。

十分に遊べず体力の有り余る孫たちと、よく近所の草地でバッタとりをしていました。

帰ってきた時、今日の戦果をニコニコと見せてくる姿は楽しそうでした。

休校中の孫の宿題を見る時も、怒らず辛抱強く教えていました。

孫の集中力が切れ半べそをかいて文句を言いながら宿題をしていても「じゃあ〇時まで遊んで、それからここまでは進めよう」と穏やかに対応していました。

私だったら「そんなんじゃ宿題終わらないよ!」と怒っていたことでしょう。

中でも一番感動したのはその冷静さでした。

毎日のように感染者が増え報道もどんどん深刻さを増してきた時、私が日に何度もテレビのニュースを見て不安を募らせていた時のことです。

「1日1回確認すれば十分だし、テレビは消そう。僕たちにはできることしかできないんだから」

冷静な言葉に、心が落ち着きました。

それ以降、意識してテレビを消すようにしたら、確かに心穏やかに過ごせる時間が増えました。

家事も増えて疲れがたまっている上に、いつもとは違う日常になんとなく浮足立ったような気持ちで過ごしていたのですが、夫の冷静で辛抱強い態度に何度も救われました。

生活が大きく変わり、私たち家族も大変なことの多い春から夏にかけてでしたが、このピンチを通じて夫との関係はかなり良くなりました。

夫婦での雑談も増え、お互いの話をきちんと聞くことができるようになったと実感しています。

コロナに感謝...はできませんが、夫の辛抱強さや穏やかさを改めて実感できた数カ月となりました。

関連の体験記:長年連れ添って今さら!? 食事中に夫がテレビを見ながらボソッと「料理が味気ない」
関連の体験記:こんな高価なものまで!? 開業医である2人の兄。その嫁同士が私に仕掛ける「見栄っぱりバトル」
関連の体験記:珍しく連絡のあった義母が「お金を貸して」。妻が問いただすと「衝撃の理由」が...⁉

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

コメントする

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP