ベッドにしたい...!布団からの「起き上がり方」を忘れてしまう認知症の義母/山田あしゅら

こんにちは山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:「顔に何かくっついてる」と大暴走! 義母、真夜中の「覚醒スイッチ・オン」

認知症は『不穏』や『物忘れ』だけでなく動作にも症状が現れてきます。

義母の場合、『身体が動かなくなる』というより『身体の動かし方が分からなくなる』という感じでした。

そしてその日の体調によって身体の動きは一定ではなく、朝、一人で難なく起きて1階まで下りて来られることもあれば、時間になっても起きてこないので2階へ見に行くと布団の上でじたばたもがいている...ということもだんだん増えてきたのです。

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前にも書きましたが、起き上がれなくなった義母を床もしくは布団の上で起こすのはとても難しいことです。

座位(椅子に座った状態)にしないとまず立たせることは出来ません。

布団でなくてベッドなら起こしやすくなることは重々分かってはいるのですが...。

それでも義母のベッドが導入出来ないでいたのは、義父の考えがなかなか変えられないことにありました。

関連記事:人の世話にはならん!中途半端にしっかりしているつもりの義父に苦労

義父母の居室を変えるためにはまず義父を動かさねばならないのです。

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義母の現状を義父に理解してもらうにはどうしたら良いか?

そこで朝の起床時はあえて手出しせず様子を見る作戦に出たというわけですが、見るに見かねて最終的には私が介助に回らざるを得なくなり...

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毎回、このパターン(怒)

しかし、起き上がれない日が急激に増え、ほぼ毎日となってくると、義父もさすがにマズいと思ったのでしょう。

どこで取り寄せたか通販のベッドのカタログを用意して

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と、私に聞きに来たのです。

究極の『ケチ兵衛』の義父がこんな『お伺い』を立ててくるなんて!

私としては速攻でレンタルの介護ベッドを導入したいところなのですが、自分たちのことは何でも主導権を握りたい義父のこと

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ただ、ベッドは大きいものだけに義父の言う通り通販で購入するのも考えものです。

実はその頃ちょうど次男が一人暮らしを始め、使っていた折り畳みベッドがひとつ置いたままになっていたのです。

これを義母のベッドに使っては?と提案すると義父も承諾。

低い上に簡易的なベッドを義母に使うのは少々不安でしたが

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当座、起き上がりを補助するには布団よりかなり楽です。

もちろん、ベッドを義父母の居室に配置するにあたり

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汚部屋大掃除と模様替えの必要はありましたけどね...。

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前回の記事でチラッと登場していたあのベッド。

あれはそういういきさつがあったというわけなのです。

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山田あしゅら

50代後半の主婦。息子3人はそれぞれ巣立ち、現在は孫が2人のおばあちゃん。指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を綴ったアメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」は11年以上続き、現在も継続中。義父は入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。2019年肺炎により再度入院。同年4月28日逝去。享年90歳。義母は週5日デイサービスに通いつつ在宅で介護されていたが2018年1月体調を崩し入院。療養病棟へ移り現在に至る。94歳。在宅期間の日常を題材にした著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

山田あしゅらさんのブログ:「13番さんのあな―介護家庭の日常」

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