ついに始まった義両親との同居生活。当然のように「召使い扱い」されて.../かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。

今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:退院後の姑を...我が家に⁉ 親戚一同の「面倒見てあげて~」包囲網から逃れられない!

ついに始まった義両親との同居生活。当然のように「召使い扱い」されて.../かづ pixta_17480182_S.jpg

親戚一同の「面倒見てあげて~」の声から逃れられず、退院後の姑と舅と同居することに。

病院の帰りの車の中で、姑の退院までの数日で、義実家から色々運び込まなければならない話を夫とした。

車に一緒に乗っていた舅に聞いても、「僕は着替えくらいかなぁ」としか言わず、その他の事を聞いてもわからないの一点張りだった。

マンションの駐車場で舅と別れ、ひとまず自宅を片付けて一部屋開ける事になった。

夫は仕事があるから片付けは一切手伝えないと言うので、舅姑の布団だけは取りに行って貰った。

姑の退院日。

朝から姑を迎えに行き、手続きを済ませて病院を出る。

帰りの車の中で姑は、すでにこの時点で『世話になってやる』という態度だった。

スーパーに寄って帰ると言うと、姑は病院では生物が食べられなかったから寿司が良いと言い、朝食はパンにサラダに目玉焼きとコーヒーだと言う。

当時、我が家の朝食は和食だった。

夫が毎日弁当を持って行っていたのと、子供が大きくなって小学校に行けば給食でパンが出るからと、朝食はご飯にしていた。

その事は以前にも姑に説明していたのに...。

「朝からご飯なんて重いもんは入らんわ!
 私は正月の元旦でもお雑煮やのうて
 朝はトーストとコーヒーとハムエッグって決めてんの!
 それ以外のもんは入らんわ!」

それに舅も夫も同調した。

舅「そうやなぁ
 ズーッと朝はパンやからなぁ」

夫「僕も朝はパンの方がエエかもなぁ
 朝はご飯がしんどい時あるからなぁ」

舅は別として、夫からは初めて聞いた。

でも2~3日。

長くても1週間程度の事。

そう自分に言い聞かせた。

スーパーに寄って帰宅してからは姑の汚れ物を洗濯機に入れて回し、昼食の前に姑が風呂に入りたいと言うので用意した。

昼食の寿司を食べ終わった後は、舅姑はそのままリビングでゴロリと横になって昼寝をはじめ、夫は寝室で休むと言って寝に行った。

舅姑に向こうの部屋に布団を敷いて寝られるようにしてあるからと言っても、ここでこのまま横になる方が楽だと言われる。

私は帰ってから洗濯に台所にと座ってゆっくりする間もなく、もちろん昼食もとっていない。

舅姑が用意した部屋に行ってくれたら少しでもゆっくり出来るのにと思ったが、恐らく私が休憩一つしない様に見張るつもりでいるのだろう。

その証拠に、私が音を立てないように家事をしていると、姑は私が何をしているのかムクッと起きてきょろきょろ見回して探す。

一通り片付いたところでキッチンの椅子に腰かけた途端、姑が待ってましたとばかりに用事を言いつける。

「家に取りに行って貰いたいもんがあんねん。」

義実家に行き姑の衣裳部屋に行くが、指定された引き出しに頼まれたものが見つからない。

当時はまだ携帯を持っていなかったし義実家の電話はコードレスではなかったので、自宅に電話をかけては姑に場所を聞き、探してはまた電話をしてを繰り返すが見つからない。

結局姑が

「晩御飯の時間やからもうええわ」

と言う言葉で終わった。

それでも冷蔵庫に舅が買ったのであろう、賞味期限切れや日持ちのしなさそうなものがあったのでそれをまとめて持って帰った。

夕食の支度をしているとチャイムが鳴った。

ドアホンの受話器を取ると酒屋だと言う。

玄関に出てみると、義実家が贔屓にしている酒屋がビールをケースで何箱も、そしてウイスキーも何本か運び込んだ。

驚いて見ていると、姑が玄関まで出て来て酒屋に

「ご苦労様。伝票はまた。」

と言う。

いつのまに注文したのか。

でも義実家が贔屓にしている酒屋だったし、姑がそう言うのだからと支払いはこちらではないと思った。

私も夫も自宅で飲酒をしないのでさすがに姑が払うだろうと思った。

払うだろうと言うより、払うもんだと思った。

この時酒屋に支払いの請求先を聞かなかったことを、私は後で後悔する。

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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