「親に頼ることの何がいけないの?」小遣いを使い切ると親に泣きつく「41歳・末っ子」夫にため息...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みさ
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫を大きな子供として見るようになってから、少し気持ちが軽くなりました。

「親に頼ることの何がいけないの?」小遣いを使い切ると親に泣きつく「41歳・末っ子」夫にため息... 8.jpg

夫は2歳年下の41歳で、小学生5年生と3年生の子どもがいます。

夫には姉が二人おり、三人兄弟の末っ子です。

親からとても可愛がられて育ったそうで、良く言えば親が大好き、悪く言えばマザコンファザコン気味というか、親が大好きで親を頼り切っている人です。

親も息子である夫が大好きで、とにかくかわいいかわいいというタイプ。

会うたびに子ども時代の可愛かったエピソードを聞かされたり、アルバム写真を見せられたりしていました。

ただ「もう見ました」「そのお話は前に聞きました」とそっけない対応をしているうちにやめてくれたので、いまはそれでイライラすることはなくなりました。

ですが...

現在の悩みは「お金」です。

夫は結婚するまでずっと親元で生活していたのですが、大学を卒業後、就職してからもらったお給料の管理を親にしてもらっていました。

ということで、夫の「お金の管理能力」はゼロなんです。

私と結婚して、お小遣い制になると、いつも「あっという間」に使い切ってしまいます。

友達と飲みに行ったり、パチンコに行ったり、洋服を買ったり。

家族には一切還元しない使い方をしているので、お小遣いのアップや追加を要求されても断っています。

そうすると、夫は義両親に「足りない」と言いに行くのです。

義実家までは車で40分ほどの距離で、お小遣いが足りなくなると、仕事帰りや休日に義両親の元へ行きます。

義両親も「可哀そうに」と言って夫にお金を渡します。

しかも、おそらく数万円も。

新婚ならまだしも、結婚して十数年たっています。

お金の問題は夫婦二人で解決すべきと私は思っていて、親に頼るべきではないと思っています。

しかし、夫には理解してもらえません。

「親に頼ることの何がいけないの?」

指摘しても平然と言ってきます。

これはもう考え方の違いなので仕方がないと諦めました。

しかし困るのは、両親からお金をもらう姿を見ている子どもが「お父さんはいいな」とか「どうしておばあちゃんたちからお金もらうの?」と聞いてくることです。

子ども達には、私と同じ価値観を持ってほしいと思っています。

もちろん、なにか困ったことがあったらお金は出しますし、助ける気でいますが、40歳を過ぎて「お小遣いが足りない」と親に泣きつく大人にはしたくありません。

優しく穏やかなところに惹かれて結婚しましたが、今では夫への愛情がすっかりなくなってしまいました。

でも、子どものことは愛してくれていますし、子どもも父親が大好きなので結婚生活は続けていくつもりです。

夫の姿を見て、子どもが悪影響を受けないようにするため、私が頑張るしかありません。

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