ここは私の新居です!引っ越し業者に「家具の配置」を指示する姑に思わず.../かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。

現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。

今から36年以上前の、結婚当初のことを思い出しながら書いています。

前回の記事:保険を解約してまで買った「姑宅徒歩2分の新居」。姑の手には当然のように「合鍵」が...

ここは私の新居です!引っ越し業者に「家具の配置」を指示する姑に思わず.../かづ pixta_43627946_S.jpg

保険を解約してまで購入することになった、姑宅から徒歩2分の新居。

その後の引っ越しも散々だった。

引っ越し屋を頼むとなればあらかじめ日にちも決まって予定も立つが、「自分で運ぶ」と言い張る夫。

引っ越しの準備も何も進んでいないのに、「家賃がかかるから」と住んでいる市住(市営住宅)の退去日を勝手に決めてきた。

しかしながら家の中の片付けは進まず、詰め込んだ段ボールでいっぱいになってきた。

段ボール箱が足りないと言うと、夫はゴミ袋に入れろと言う。

食器などは段ボール箱に詰めたものの、服も靴も雑貨類も全てゴミ袋に入れ、さながら部屋の中はゴミ屋敷の様になった。

夫に少しづつでもマンションに運んで貰わないと困ると言うと

「僕も仕事してるやん!
 夜何時まで働いてると思ってんねん!
 帰ってからそんな事してたら次の日は会社行かれへん!」

と言う。

「いや、あんたが自分で荷づくりもするし軽トラで運ぶって言うたんや。
 日頃からこの時間に帰って来といて、自分でするなんか無理なん分かっとるやろが!
 なのに退去日勝手に決めて来て、その日までに出なあかんのにこの荷物どうするんよ!」

次の日、夫は休みを取って軽トラを借りてきて、家の中の段ボールやゴミ袋に入った服や靴や雑貨類を積んで、一人で十数回往復してマンションに持って行った。

月末が市住の退去日になっていたので、私は家中のカーテンを外し洗濯して夫と一緒にマンションに持って行った。

私はあの見学の日から一度も家を見に来てなかったので、初めて自分の鍵でマンションのドアを開けて入った。

ドアを開けた玄関には、夫が運んだ荷物が山の様に積まれ、入る事が出来なくなっていた。

そしていくつか袋が破れ、中に入っていた私や子供の服達がドロドロに汚れていた。

呆然と立ち尽くしている私に気付いた夫はこう言った。

「僕一人で何度も何度も運んどったから引っかけて破れたんや。
 そんなんしゃーないやろ!
 僕一人に運ばせといて文句だけ言うな!」

ドロドロの服を仕分けしながら、夫に聞いた。

「引っ越しってテレビや洗濯機や冷蔵庫もあるんやけど、それも一人で運ぶんやろ?」

その時夫は無言だったが、結局、月末の退去日には引っ越し屋を頼むことになった。

引っ越し屋は大型家電を次々と運んで行った。

給料日直後なので多少は持ち合わせがあったが、それでも我が家の半月ほどの食費にあたる金額が引越しに飛んでいった。

空になった市住を後にしてマンションに着いた。

ゴミ屋敷の様な室内がかろうじて通れる様になっていたのでリビングに行くと、先日付けて帰ったカーテンが全部無くなっていた。

驚いている私の後ろから、姑が入って来て手にカーテンを持っていた。

「どうせあんたの事やから洗濯もせぇへんとそのまんまこっちに付けとるんやろうと思ったんで、外して洗濯して来といたったわ。案外汚れてなかったな」

ええ、洗濯したてで持って来てましたから。

引っ越し屋が大型家電やタンスや食器棚を運び込みだすと、姑は活き活きとして引っ越し屋に配置を指示しだした。

私は夫の腕を引っ張り睨んだ。

「ここの主婦は誰?」

夫はしぶしぶ姑に「手伝いは要らないから帰ってくれ」と言い、姑に出て行って貰った。

窓から見下ろすと、姑が引っ越し屋のトラックの横に集まっていた数人のおばさん達にこう捲し立てていた。

「うちの嫁は上で采配振るってますわ!!
 用が無いから出て行けやて!!!」

ここでの生活が始まった。

続く

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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