<この体験記を書いた人>
ペンネーム:サライ
性別:女
年齢:35
プロフィール:犬を飼いたいと言い始めた子供たちと、真剣にペットについてそして命について話し合い中です。
我が家には6歳と4歳の姉妹がいます。
長女はおっとり系。
幼稚園でも同じようなタイプのお友達とおままごとなどをして遊んでいます。
逆に次女は活発で、外で走り回っているタイプです。
真逆な姉妹ですが、長女は次女を可愛がっていて、次女も長女を慕い、なんでも真似したがる仲のいい姉妹です。
ですが、そんな姉妹にで気になることが一つあります。
それは...義母が姉妹を「比較する」こと。
そして、それを直接本人たちに言ってしまうことなのです。
2歳差があっても、のんびりな長女に対して、要領の良い次女が割となんでもそつなくこなしてしまうため「妹の方が〇〇ができるんだね」と言います。
逆にやはり2歳年上の長女の方が幼稚園で習うことが早いため、次女ができないことができるのですが「お姉ちゃんはもう〇〇ができてる」と褒めます。
それぞれを褒めてくれるだけならいいんですが...「余計なこと」を言うのが問題なんです。
「お姉ちゃんなのに〇〇できないんだね」
「妹はやっぱりまだダメなんだね」
言われた本人たちは落ち込んだり、ムキなって泣いてしまったり......。
夕食の時間はこんな話ばっかりなので、義母がまたなにか余計な事を言ってしまわないかとヒヤヒヤしています。
もちろん主人と私でフォローはしますが、「だっておばあちゃんが......」と気にしてしまっている子どもたちが不憫です。
姉妹を比べるような言い方はしないで欲しいとお願いもしました。
「比べて競い合わせた方がお互い上達が早くなる」
「できないで終わらせる方が悪い」
義母はそう主張し、聞き入れてくれません。
そんな義母なので、長女は義母との会話を避け始めています。
義母が「おばあちゃんに〇〇できるところ見せて」なんて言ってきても「今はしない」と逃げていきます。
逆に次女は褒められることが嬉しいため、すすんで義母にいろいろなことを見せるようになりました。
ですので最近は次女の方が褒められる機会が多く、長女はますます義母を避けています。
このままでは長女が次女を妬んだり、次女が長女に対抗心が出てしまいそうと思いました。
そこで、思い切って義母に「長女が傷ついていること」「義母を避け始めていること」を伝えました。
すると...義母は落ち込むどころか「逆ギレ」したのです。
私たち夫婦が長女を甘やかすから、あんなのんびりした子になってしまったんだと。
幸いにも次女は優しい長女のことが大好きで、今のところ「姉よりもできるようになりたい」というより「姉と同じことがしたい」と思っているだけのようです。
そして子供ながらに姉が義母に言われたことで落ち込む姿を見て「お姉ちゃんがおばあちゃんにいじめられている」と言うようになりました。
次女が長女を庇う姿に感動したのと同時に、私たち親が守ってあげられなかった事が本当に申し訳なくて反省しかありません。
今も変わらず義母の姉妹比べは続いていますが、私と夫はそれぞれの良さがあるということを強調してその話は流すようにしています。
できれば義母の考えを直して欲しいのですが、残念ながら義母の考えは変わらなさそうです。
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