<この体験記を書いた人>
ペンネーム:Yabo
性別:女
年齢:41
プロフィール:勤め先に営業に来ていた3つ年下の銀行員と出会い交際をスタート。3年後に結婚。
夫との結婚式に向けて、準備をしていた頃の話です。義母と義妹に振り回されました。
ある日、結婚式場で衣装合わせをしていると、義母と義妹がやってきました。
そのとき、私は鏡の前でドレスを着せてもらっていて、スタッフ数名に囲まれて色の確認などをしていたところ。ですので二人のそばに行くことはできず、鏡の中に映る義母と義妹に挨拶をしました。
衣装合わせの予定を伝えていなかったので、夫から聞いて私の衣装の様子を見に来たのかなと思いました。
しかし、「あら~、いいじゃな~い」と義母が私に一言叫んだ後はこちらのことはそっちのけで、手の空いているスタッフを見つけると、「この子にも着せてもらって良いですよねっ!」と言い、義妹に次々とドレスを着せては「かわいいわぁ」と言っては写真撮影。
私よりも早く多くいろいろなドレスを試していました。びっくりしました。
これには当然スタッフ一同苦笑い。
私もスタッフの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、身動きが取れず、二人を止めることもできず、ひたすらスタッフとの打ち合わせに専念しました。
好きなだけ着てみたのか、義母は「じゃあね」と言って去っていきました。
嵐のようでした。
それだけではありません。
結婚式の引き出物は、両家の両親と夫と私で相談し、私の母と夫が共に気に入った食器を贈ることにしました。
私もいいなと思った品物です。
私の母の知人がギフトショップを経営しているので、母がそこに発注してくれました。
ところが、結婚式直前になって、義母が夫側の親戚にだけ、義母と義妹が選んだ食器を贈りたいと言い出したのです。
唖然としました。両家で相談して決めたときから、自分の趣味ではなかったのかもしれません。
それを言い出せなかったのかもと、母も私も申し訳ない気持ちになりました。
ところが、後日判明したのは、義妹とカタログを眺めていて、「こっちのほうがいいよ」となったとのこと...。
結局、押し切られ、注文数を減らして、一部違う物を注文することになりました。
結婚式に参列してくださった方の一部とはいえ、結婚する私達が選んだわけではないものを贈ることになるなんて......。
義母と義妹とこれから家族になることに、心底ゾッとしました。
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