月に最低20万円欲しい。50歳での就職はこんなに難しいものかと実感

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ペンネーム:フカユキ
性別:女
年齢:50
プロフィール:高校生と中学生の子を持つ母です。教育費や自分の老後を考えると、このまま派遣ではいけないなと思います。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

3年前に夫を病気で亡くし、2人の子供と私が残されました。私の老親は持病があり、義母も介護が必要で、私が働くという選択肢しかありませんでした。すぐにでもお金が必要なことは明白でしたし、仕事を選ぶ余裕もない状態でもありました。

時給の高さや、年齢的なハンデが少なかったこと、すぐに仕事が出来て週払いが可能だったことから、半年前に派遣の仕事を始めました。仕事があることはありがたいのですが、先のことを考えると正直言って夜も眠れない時があります。今は仕事に行っていられるけれど、年齢も年齢だから(50歳です)、「明日から来なくていいよ」と言われたらどうしようとか、「もっと時間に制限がなく働ける人がいい」と言われたら...とか、頭の中で悪いことしか浮かばなくなることもいつもです。

中高年になると派遣先の選択肢も狭まってくるし、募集している雇用形態もアルバイトやパートがほとんどです。中には社員登用制度を謳っている会社もありますが、その実態はよくわかりません。

実際のところ私も、この半年、就活で20社ほど応募しましたが、その中の5、6社は面接を受けるところまで行かずにアウトでした。残り14、15社は面接してはもらえましたが、中には「採用する気があるんですか?」とこちらから尋ねたくなるような、やる気のない面接をされたり、正社員登用制度と銘記してあったはずなのに、そのことについて尋ねてもトンチンカンな返答が返ってきたりと、思った以上の手応えはありませんでした。

少しでも早く仕事を得て、少しでも長く働きたいという思いは募ります。しかしその思いとは裏腹に、就活は思うようにいかず焦りばかりが出てきてしまい、空回りの繰り返しです。

採用枠が少なく条件のいい仕事の募集があったかと思うと、応募者が殺到したせいで面接のみとしか書かれていなかったのにペーパーテストが行われ落とされたこともありますし、面接時にこちらがまったく希望していないにも関わらず、「夜勤や休日祝日もシフトに入ってくれなかったら、採用を見合わせます」と看板に偽りありのようなことを真顔で言ってきたりします。売り手市場だとニュースで伝えていたのは、日本のことではなかったのかと錯覚しそうな感じです。

ここ半年ぐらい派遣の仕事の休みの日を使って採用面接に出かける感じで過ごしていますが、出口がまったく見えません。そして休日も休めないので疲れが抜けないです。でも時間があったら電話して面接の予約を入れています。そうでもしていないと、どうしたらいいか分からなくなっていますから。

最優先しなければいけないのは、悲しいかなお金の問題です。やりがいでも自分の適性でもなく、まず経済的なことを一番に考えなければなりません。最低でも月に20万弱の収入がないと、途端に家の経済は成り立たなくなります。ここがまた悩ましい問題なのです。

今のまま派遣の仕事を続ければ、時給が1,450円~1,700円なので20日勤務で月に20万はクリアできるのですが、何の保障もないままです。将来のことを見越して目先の金銭的なことだけでは動きたくはないのです。しかしこれから高校、大学への進学をしたがっている子どもたちと、ガンが見つかって入院、手術の費用がかかる義母のことを考えると、しばらく自転車操業的に仕事をしていくしかないでしょう。

こう考えると、私自身が納得のできる本当の意味での再就職というのはまだまだ叶わず、前途多難、茨の道なのかもしれません。

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