みなさんこんにちは!
ワフウフです。
認知症になった実母・あーちゃんのフォローをしたくても、絶縁状態の父・たんたんが実家にいることでなかなか思うように出来ない日々は、結局母が家を出て施設に入るまで、2年ほど続きました。
前回の記事:あまりに身勝手な父と「家庭内別居」状態の認知症の母。いったいどんな暮らしなの...⁉
初期の頃の攻撃的な状態は、会うお薬を処方していただいたことでだいぶ治りました。
ですが、記憶力も判断力もどんどん落ちていきました。
なのに本人はまったく自分が認知症である自覚がなく、身体は不自由なく動き、また見た目も一見して認知症だと分かる状態ではなかったため、身分証と本人さえ揃えば母ひとりでなんでも公的な手続きが出来てしまいます。
手続きが出来てしまうことによって、本当に困らされたのが通帳とカードの再発行でした。
通帳とカードを預かっていることを忘れないように何度も言い聞かせたり、メモを渡したり、本人が手帳にメモをとったりと色々工夫はしたのですが...。
数秒後...
何しろメモをとって数分でメモをとったことすら忘れてしまうのです。
ひとつだけ持たせていた通帳とカードも、失くしたと思って再発行手続きをしたのはいいけれど、しまいこんでいた通帳とカードが出てきたら再発行手続きをしたことも忘れてしまっているので、古いカードをそのまま使おうとして使えないから大騒ぎ、という事もしょっちゅうでした。
そして再発行したカードは郵送されてきますが、受け取った事も覚えていないので今度は新しいカードが行方不明になるわけです。
母は口座をいくつも持っていたので、それぞれの口座で何度も何度も通帳とカードを再発行をしては失くすことを繰り返し、姉と私はその後のフォローに追われてぐったりでした。
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