「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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クロゼットの中の服を混乱なく取り出すには?
A.人別に分ける
クロゼットのハンガーパイプに、手前に夫の服、奥に妻の服というように家族別に分けて吊るす。
→人それぞれの行動パターンにあった仕組みで着替えがラクに
たとえば、ずぼらなのでワンアクションで手に取れるほうがいい、コーディネートが苦手なのでできるだけ一目で持っている服を把握したいなど、個人の性格や生活にあわせた収納法が取り入れられるので、リバウンドしにくいクロゼットを作ることができます。夫婦別にハンガーポールを分けて服を下げたり、小物も箱や引き出しを使って分けてしまうと混乱は避けられます。
▼無印の小物ケース▼
ハンカチ、靴下など小物類は透明なアクリル製引き出しに収納。外から何が入っているかわかる。
▼取りやすく選びやすい▼シャツは、たたんでアクリル製仕切りスタンドに立てると型崩れしない。
B.季節別に分ける
オフシーズンの服は手が届きにくい後方で保管。今、着る服だけを手前に吊るすと着替えがラク。
→季節別に分ければ衣替えしなくてOK
わが家では季節別に収納しています。その時期に着る服をハンガーパイプの手前に吊るすと、取り出しやすくなります。すべての衣類を一極管理すると衣替えの必要がなくてすみますが、私は6月と11 月に衣類の点検と数の見直しを兼ねて、クロゼットを総点検しています。
キャミソール、ハンドタオル、靴下などの小物は種類別にメッシュボックスに入れ、季節ごとに場所を移動させる。
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