「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
前の記事「人別に?季節別に?クロゼットの中の服を取り出しやすくしまうには?/リバウンドしない収納(13)」はこちら。
服はたくさんあるのに外出時コーデに困るときは?
A.コーディネート別に収納
服を吊るして収納する場合、よく着る組み合わせごとに下げておくと外出時にあわてなくてすむ。
→慌ただしい朝も時短になる
たくさん服はあるはずなのに、いざ出かけるときに服がないと思うのは、服の整理収納ができていないことが原因です。そんなときはあらかじめアイテムをコーディネートして下げておくと迷いません。気に入ったコーディネートを作っておいてもいいし、出かけることが決まったら時間があるときに組み合わせてもいいでしょう。着ない服も見つけやすいので断捨離にもなります。
▼ハンガーポールにかけても◎▼
アクセサリー類も合わせておくとさらに時短効果が。
▼休日の外出用コーデをまとめる▼
よく着る組み合わせをあらかじめ作って、ボックスに立てて入れておくのもいい。
B.カラー別に収納
服をクロゼットに色別に吊るす。淡い色から順に濃い系の色みへと下げると着たい色を出しやすい。
→今日の気分の色にアクセスしやすい
まずシャツ、スカートなどアイテム別に分け、次に色別に収納します。着たい色の服を決めたら、それにふさわしい色合いのボトムスやトップスがすぐに選べるので服をコーディネートしやすくなります。同じ色の服を多く持ちがちな人は「白の中でもこれは丸首」など服の形の違いを見つけやすいので、こちらの収納法のほうがおすすめ。
▼ボトムスの色にあわせてチョイス▼
ポロシャツを黄色系、ブルー系と色別に分けて立てて収納。
▼くるくる巻いて入れてね!▼
ネクタイは巻いて箱に収納。スーツの色や気分に合わせて組み合わせしやすい。
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