「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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リビングの本や雑誌が散らからない方法は?
A.ファイルボックスでまとめる
箱型のファイルボックスに新聞、雑誌、カタログ類を入れて置く。
→一歩も動かずに出し入れできるので片づけやすい
ソファなど読む場所の近くにファイルボックスを置いて収納。目に触れやすい場所に置くことで読み忘れが防げ、深さのあるボックスなら、脇から中が見えず色の氾濫が抑えられます。中に仕切りスタンドを入れると、種類分けができて取り出しやすく、中に入れるものが少ないときも紙が折れ曲がりません。
ラックに新聞と雑誌を入れて。取っ手がついたラックなら移動でき別室でも使える。
B.引き出しに入れる
リビングのテレビボードの下の引き出しを新聞置き場と決め、毎朝、ポストから新聞を取ってきたらここに置く。
→引き出し内にためすぎると今度は取り出しにくくなる
引き出しの中など、外から見えない場所を定位置に決めると部屋がスッキリします。わが家ではテレビボードの引き出しを新聞の置き場にし、入れるのはその日の分だけと決めています。読みかけの雑誌やカタログも、1冊までと決めてここへ。翌日は新聞を入れ替えて、前日の新聞は、玄関脇のバックナンバー専用のボックスに移動させています。
▼なんだかきたない▼
雑誌や本、絵本、辞典などサイズはまちまち。本棚に入れるだけだときれいに見えない。
▼見せずにすっきり▼
本棚にカバーをつけた。布を棚と同じ大きさに切って四方にミシンをかけ、ピンチで挟み、つっぱり棒に通した。
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