「アレッ? ◯◯なくなってるじゃん」ご自分でどうぞ/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

<地雷ワード17>
オレにうつさないでね

子どもの心配よりも我が身かわいさを優先

子どもがインフルエンザなどの感染症にかかったことを伝えた際、夫から言い放たれがちなひと言。病院に連れていったり、看病のための準備をしたりとただでさえ多忙な妻に対し、病身の我が子を心配する前に、「会社に行けなくなる」というもっともらしい理屈を説明します。夫にうつるのはもちろん望んでいませんが、その気づかいのなさは妻に対して男を下げるだけの発言になりそうです。

<夫へのひと言>

世話もしないのにうつらねぇわ!っていうかうつらないよう自衛しろ(34歳Rさん)

<地雷ワードの言い換え>

「病気でつらいだろうね。手洗いうがいを徹底して一緒に看病しよう」

まずは親として子どものつらさに共感して、対策としてできることを提案しましょう

<地雷ワード18>
ヒマでいいよね~

主婦の仕事を軽んじる定番ワード

子どもが幼稚園に通うことになった際などに夫が発しがちなひと言。専業主婦の妻に対して、「子どもの相手をしなくていいから、ひとりの時間ができていいよね」と自分だけ忙しいアピールが続きます。実際は幼稚園だと意外とすぐに帰ってくるし、どこか主婦の仕事を軽んじているような物言いをされると、この機会にパートでもはじめようと書いていた履歴書を破り捨てたくもなるものです。

<夫へのひと言>

代わりたかったら代わるよ!(36歳Fさん)

<地雷ワードの言い換え>

「仕事に行っている間に家のことをやってくれてありがとう」

仕事と家庭は両輪で進みます。両輪の片方を担ってくれている妻への労いと感謝の言葉が、円満な夫婦関係を築くのです

 

監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

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※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。

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