【第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典
『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第6回【全9回】
「今日一日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。
夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。
本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!
※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。
<地雷ワード16>
アレッ? ◯◯なくなってるじゃん
「何でないの?」と暗に妻を責める態度で
晩酌の時間などにわさびやタバスコなどが使い切ったままで、買い置きがないことに気づいた夫が発したひと言。妻目線としては、そもそも、この手の子どもが使わない調味料を補充するのが自分の役目かどうかにも疑問を感じています。それに対し、「せっかくおいしく刺身を食べようと思ったのにわさびがないじゃない!」といったニュアンスをはらんだ夫の責め口調には、「細やかな気配りができない奴だな」という気持ちもにじんでいそうです。調味料をめぐる、お互いの好みと役割についてのコミュニケーションの齟齬といえますが、要するに「食べたい人が買ってくればすむ」という、極めて単純な方法で解決できる問題ではあります。
<夫へのひと言>
そんなに欲しけりゃ、自分でコンビニ行って買ってこい!(33歳Kさん)
<地雷ワードの言い換え>
「◯◯ってどこかにある?」
「何でないの?」と妻を責めても怒りを買うだけ。せめて「○○ってどこかにある?」と穏やかに聞いて、ないならば「もし次見つけたら買っておいてくれると助かる」とお願いしましょう