【第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典
『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第6回【全9回】
「今日1日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。
夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する 『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。
本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!
※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。
<地雷ワード01>
今日1日、何やってたの?
心身の疲れで思うように家事ができず
日々の育児疲れが蓄積し、家事をさぼってしまった妻に対して、帰宅した夫が言い放ちがちなひと言。散らかったゴミやシンクにたまった洗い物などのカオス状態を見て、夫としては「オレは1日仕事してきたのに...」と内心キレながらもマイルドな表現に抑えたつもりなのでしょう。とはいえ、子どもの寝かしつけに何時間も費やした翌日など、心身ともに疲れて何もしたくない日は誰にでもあるもの。妻も内心では後ろめたさやできないもどかしさなどの感情を抱きながらも体が動かず、どうしようもなかったわけです。それに対して、気づかいが一切できないというのが夫という生き物なのですが、ただのイヤミにしか聞こえないだけに要注意のワードです。
<夫へのひと言>
なーんかもう疲れたから、家事は全部やめちゃおうかな......(34歳Yさん)
<地雷ワードの言い換え>
「いつもよくやってくれているから、たまにはゆっくりして。オレがやっておくから」
仕事から帰ったときに、家がいつもと違って散らかっていたり、洗い物がたまっていたりしたときは、妻が相当に疲れていることを察しましょう。そして、そんなときは夫から家事や育児をすることを申し出ましょう