【本作を第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典
『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第7回【全9回】
「今日一日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。
夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。
本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!
※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。
<地雷ワード01>
ひとんちの親を悪く言わないでほしいな
自分の両親には強く言えない夫
義父母が孫を溺愛するあまり、こちらの事情も考えず夫の不在中にひんぱんに訪問してきたり、むやみに孫をかまおうとしたりすることにイライラが増す妻。そこで夫に窮状を訴えた際などに吐かれがちなセリフ。夫側から「おふくろにも困ったもんだよ」と水を向けられ、「そう思うでしょ」などと同意を求めた途端、似たような言葉が返ってくるなんて裏切りパターンも......。妻から夫へ「子育てに集中できないし、育児に時代錯誤のアドバイスなどが欲しいわけでもない」と訴えても、夫側は自分の両親に対して強く言えないことが多いもの。むしろ、妻に非があるかのように責めてくるケースもあり、妻のイラ立ちが倍増する結果に。
<夫へのひと言>
いい加減親離れしろ!(33歳Yさん)
<地雷ワードの言い換え>
「イライラさせて悪かった。オレから言っておくね」
妻は夫だからこそ、義母への不満をわかってもらい、角が立たないように注意してもらいたいのです。夫婦二人のときは、夫は実母をかばって夫婦ゲンカするより、妻の立場に立って不満を聞くことのほうが大事です