いまが旬の夏野菜。たくさん手に入ったら保存食にしておいしく食べ切りましょう。準備するのは、基本調味料と保存容器だけ。シンプルレシピだから、すぐ作れますよ。今回は、家庭料理家の本田明子さんに「酢、塩、しょうゆ、オイル... 基本調味料で作る夏野菜の保存食」を教えてもらいました。
いろいろな食感を楽しみたい
なす
なすの塩漬け
塩漬けのメリットは、味がしっかり入ってすっきりとした味になること。
水のおいしさが味を決めるので、好みのミネラルウォーターを使うのもおすすめ。
50g分8kcal/塩分0.9g
保存/冷蔵1週間
材料(作りやすい分量)
なす...3本(300ℊ)
(A)水...2と1/2カップ
(A)粗塩...大さじ1
作り方
(1)塩水に浸けてアクを抜く
なすは薄い輪切りにし、Aに10分ほど浸ける。
(2)洗って水けを絞る
塩水の中でざらざらと混ぜるように洗い、水けを絞る。
(3)保存する
保存びんに(2)を入れ、新しいAをひたひたに注ぐ。ふたをして冷蔵室で保存する。
※食べて塩水の量が少なくなったら塩水を加え、なるべくなすが塩水に浸かっている状態にする。
《塩漬けを使って》
さっぱり味の和風テイスト
「なすのしば漬け風サラダ」
1人分15kcal/塩分1.6g
材料(2人分)と作り方
(1)なすの塩漬け1/3量(100ℊ)は水けを絞り、みょうが1本は縦半分に切って斜め薄切りにする。
(2)ボウルに入れ、しょうがのせん切り少々、青じそのせん切り2枚分、酢小さじ1、赤じそふりかけ、しょうゆ各小さじ1/2を加えてあえる。
夏の昼ごはんにおすすめ
「ぶっかけそうめん」
1人分324kcal/塩分3.8g
材料(2人分)と作り方
(1)なすの塩漬け1/3量(100g)は水けをきり、トマト1個は角切りにしてなすと混ぜる。
(2)ゆでて水洗いしたそうめん150gに(1)をのせ、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2を3倍に薄めてかける。おろししょうが適量をのせて、万能ねぎの小口切り、白いりごま各適量を散らす。
※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。