酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】

なすの酢漬け

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_01.jpg

万能に使えて日持ちもきく、なすのピクルス。

ローズマリーなどのハーブを加えるとさらに香りよく仕上がります。

なすの色を保ちたいときはミョウバンを少量加えても。

2切れ分15kcal/塩分0.4g
保存/冷蔵2週間

材料(作りやすい分量)
なす...3本(300g)
(A)米酢...1/2カップ
(A)水...1/2カップ
(A)粗塩、砂糖...各小さじ1
(B)ローリエ...1枚
(B)赤とうがらし...1本

(1)漬け汁を温めてなすを煮る

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_02_W500.jpg

なすはへたを切り落とし、縦4つに切る(長ければ半分に切る)。ほうろうまたはステンレスの鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったらなすを4切れほど入れて10秒ほどで引き上げる。

(2)保存びんに入れる

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_03_W500.jpg

引き上げた順に保存びんに入れる。残りも同様にする。

(3)漬け汁を注ぐ

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_04_W500.jpg

(1)の漬け汁を注いでBを加え、ふたをして冷蔵室で保存する。

《酢漬けを使って》

ほどよい酸味がアクセントに
「なすのピクルスサンド」

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_05.jpg

1人分338kcal/塩分2.3g

材料(1人分)と作り方
(1)なすの酢漬け1切れを縦4等分に切り、バター、マスタード各適量を塗ったサンドイッチ用のパン1枚に等分にのせる。

(2)レタス適量、スライスチーズ1枚、ハム2~3枚を重ねてのせ、さらにパン1枚をのせて食べやすい大きさに切る。

フライの油っこさを和らげる
「なすの肉巻きフライ」

酢、塩、しょうゆ、オイル...「基本調味料」で作る「夏野菜の保存食」とアレンジレシピ【まとめ】 2108_P020_06.jpg

1人分179kcal/塩分0.3g

材料(2人分)と作り方
(1)なすの酢漬け2切れは長さを半分に切り、豚ロースしゃぶしゃぶ用肉4枚を1切れに1枚ずつ巻く。

(2)小麦粉、溶き卵、パン粉各適量の順にころもをつけ、180度の揚げ油適量で揚げる。好みでウスターソース、塩などをつけて食べる。

※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。

詳しい記事はこちら:万能に使えて日持ちもきく「なすの酢漬け」♪ 「肉巻きフライ」や「ピクルスサンド」にアレンジも

【次ページ:「なすのオイル漬け」とアレンジレシピ】

 

<教えてくれた人>
本田明子(ほんだ・あきこ)さん
家庭料理家。本田キッチン・オフィス主宰。小林カツ代さんの内弟子第一号となり、20年以上助手を務める。簡単だけど手を抜かないきちんとおいしい料理に定評がある。著書は『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)など多数。

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。
PAGE TOP