いまが旬の夏野菜。たくさん手に入ったら保存食にしておいしく食べ切りましょう。準備するのは、基本調味料と保存容器だけ。シンプルレシピだから、すぐ作れますよ。今回は、家庭料理家の本田明子さんに「なすのオイル漬けとなすのオイル漬けを使ったレシピ」を教えてもらいました。
【前回】万能に使えて日持ちもきく「なすの酢漬け」♪ 「肉巻きフライ」や「ピクルスサンド」にアレンジも
【最初から見る】おいしさの決め手は水! 保存食「なすの塩漬け」とアレンジレシピ「ぶっかけそうめん」
なすのオイル漬け
ピーラーで皮をむいたら丸ごと焼いてオイルをかけるだけ。
漬け込むとしっとりして、時間がたってもおいしく食べられます。
残ったオイルは炒めものなどに使って。
1本分155kcal/塩分0.8g
保存/冷蔵5日間
材料(作りやすい分量)
なす...5〜6本(500ℊ)
(A)赤とうがらし...2本
(A)粗塩、砂糖...各小さじ1
(A)粗びき黒こしょう...適量
(A)オリーブ油...1/2カップ
作り方
(1)なすの皮をむく
なすはへたを切り落としてピーラーで皮をむく。
(2)トースターで焼く
オーブントースターの天板に(1)を並べ、200度で15分焼く。
(3)保存する
竹串が通ったら取り出し、さめたら保存容器に並べる。Aを順に加え、ふたをして冷蔵室で一晩漬ける。
《オイル漬けを使って》
とろっとした食感を味わって
「なすとサーモンのあえもの」
1人分335kcal/塩分1.2g
材料(2人分)と作り方
(1)なすのオイル漬け2本は包丁で縦に食べやすく裂く。
(2)ボウルに(1)、サーモンの刺身100g、オイル漬けの漬け汁大さじ1、レモン汁小さじ2、こしょう、パセリのみじん切り各少々を入れてあえる。
お酒のおつまみにもおすすめ
「豆腐となすのさっぱりサラダ」
1人分280kcal/塩分1.4g
材料(2人分)と作り方
(1)なすのオイル漬け2本は包丁で縦半分に裂き、2cm幅に切る。木綿豆腐1/2丁は2cm角に切る。
(2)ボウルに入れ、オイル漬けの漬け汁大さじ1、赤とうがらし1本、酢小さじ2、おろしにんにく、塩各少々、青ゆずの半月切り少々を加えてあえる。
※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
【次回】彩りも鮮やか! 1日おけば甘味が引き出る「トマトのオイル漬け」とアレンジレシピ
【まとめ読み】特集「基本調味料で作る夏野菜の保存食」記事リスト
取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト* ゴ) 撮影/吉田篤史 栄養計算/スタジオ食