いまが旬の夏野菜。たくさん手に入ったら保存食にしておいしく食べ切りましょう。準備するのは、基本調味料と保存容器だけ。シンプルレシピだから、すぐ作れますよ。今回は、家庭料理家の本田明子さんに「きゅうりの塩漬けときゅうりの塩漬けを使ったレシピ」を教えてもらいました。
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塩としょうゆでアレンジしやすく
きゅうり
きゅうりの塩漬け
塩もみの手間なく、すぐに使えるのが便利!
使うときは、清潔な箸で食べる分だけ取り出してボウルに入れ、ひたひたの水を加えてざっと塩分を洗い流して。
1本分18kcal/塩分0.8g
保存/冷蔵4日間
材料(作りやすい分量)
きゅうり...3本(400g)
粗塩...小さじ1
作り方
(1)粗塩をふる
きゅうりは縦半分に切り、斜め薄切りにする。保存袋に入れて粗塩をふる。
(2)振り混ぜる
全体を振り混ぜ、空気を抜きながら口を閉じ、冷蔵室で1時間以上おく。
《塩漬けを使って》
柑橘を搾るとさわやかな味わい
「干物めし」
1人分339kcal/塩分1.0g
材料(2人分)と作り方
(1)あじの干物1尾は焼いて粗めにほぐす。きゅうりの塩漬け100gは水けをきり、粗く刻む。
(2)ボウルに温かいご飯2杯分、きゅうりを入れて混ぜ、あじ、青じそのせん切り2枚分、しょうがのせん切り少々、白いりごま小さじ2を加えて混ぜる。好みで青ゆずやすだちを搾っても。
きゅうりの塩けで味つけいらず
「豚肉ときゅうりのしょうが炒め」
1人分250kcal/塩分0.7g
材料(2人分)と作り方
フライパンにごま油小さじ2を熱し、6~7cm長さに切った豚バラ薄切り肉100g、しょうがのせん切り1かけ分を炒める。肉の色が変わったら水けをきったきゅうりの塩漬け200gを加えて強火で炒める。
※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。
【次回】熱湯にくぐらせるときれいな色に♪ にんにくのきいた「きゅうりのしょうゆ漬け」とアレンジレシピ
【まとめ読み】特集「基本調味料で作る夏野菜の保存食」記事リスト
取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト* ゴ) 撮影/吉田篤史 栄養計算/スタジオ食