血液サラサラ、美肌や内臓脂肪減少の効果も! 納豆と酢のいいとこどり「酢納豆」基本のレシピ

身近な発酵食品として注目されている納豆。じつは、酢を加えるだけで食べやすくなり、健康効果もグンと上がるのをご存じですか? ご飯にかけるのはもちろん、料理にも活用できるアイデアをご紹介します。今回は、料理家・調理師・国際中医師の井澤由美子(いざわ・ゆみこ)さんに「酢と納豆の相乗効果と酢納豆の作り方」について教えていただきました。

2102_P022_01.jpg納豆に酢を混ぜるだけ!

酢と納豆の相乗効果が期待できます

発酵食品作りをライフワークとし、体にいいレシピを多数考案している井澤由美子さん。

とくに酢納豆はお気に入りで、毎日朝晩2回食べているのだそう。

「納豆に酢を加えて混ぜるだけで、胃も体もすっきり。美肌効果や骨の強化、腸内環境改善などいいことずくめで、"最高の美容食"と呼んでいるほどです。3日間で体調が変わることも!」

二つを合わせることで、酢の酸味や納豆の粘りなど、食材のクセがマイルドになるのもメリット。

「サラッとのど越しが良く、食べやすくて料理にも使いやすいですよ」

納豆と酢のいいとこどり。毎日続けると効果大!

【酢】

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米酢

酢のいいところは...

●内臓脂肪を減らす
毎日、大さじ1程度の酢を摂ることで、生活習慣病の原因になる内臓脂肪を減少させる効果が。

●カルシウムの吸収率をアップ
酢といっしょに摂るとカルシウムの吸収率がアップ。効率良く骨粗鬆症の予防ができます。

●腸内の善玉菌を増やす
酢に含まれるグルコン酸は腸の善玉菌の活動を活発にし、腸のぜん動運動を促進して便秘を改善します。

【納豆】

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小粒

納豆のいいところは...

●良質なたんぱく質が豊富
納豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆が原料。筋肉を作るために欠かせないたんぱく質が豊富です。

●血液がサラサラに
たんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」が、血栓の素となるたんぱく質を分解し、血流を良くします。

●美肌効果がアップ
皮膚の再生を促すビタミンB群、しみやしわを予防するといわれるレシチンなど、美肌成分が豊富。


「酢」×「納豆」の組み合わせで簡単に作れる
「オリジナル酢納豆」

酢納豆の材料は、酢、納豆、調味料だけ。

組み合わせ方によって食感や味わいが変わるので、自分好みの酢納豆を作ってみましょう。

基本の酢納豆

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よく混ぜると粘りやにおいが軽減し、食べやすくなります

1人分53kcal/塩分0.1g

材料(作りやすい分量・1~2人分)
納豆(小粒)...1パック(50g)
米酢...小さじ2~大さじ1
しょうゆ...少々
(または納豆に添付のたれ、塩ひとつまみ、ポン酢しょうゆ少々でもよい)

作り方
納豆に米酢を加えて、白くふわふわに泡立つまでよく混ぜる。しょうゆを加えて混ぜる

【納豆】納豆は好みのもので2102_P024_02.jpg

いちばん使いやすいのは小粒ですが、好みでひきわりや大粒でも。ソースやドレッシング風に使いたいときはひきわりがおすすめ。

【酢】酢を変えても!

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基本は米酢を使いますが、黒酢に替えるとコクが出て味に深みが増します。りんご酢などの果実酢にすると、さっぱりとした味に。

【調味料】好みで味つけして

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味つけは、しょうゆ、納豆に添付のたれ、塩の他、ポン酢しょうゆなどもおすすめ。ごま油やオリーブ油で風味を加えても。


オリジナル酢でこだわりの酢納豆に!

昆布やきのこ、煮干しなどを酢に漬けるだけで、自家製酢も簡単に作れます。

うま味が加わり、さらにおいしい酢納豆に。

「昆布酢」
上質な昆布を半日ほど漬けると、和食に合う品のあるうま味酢に。

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作り方
米酢1と1/2カップに昆布8gを入れる。

「きのこ酢」
具も食べられるきのこ酢。きのこは何種類か使うとうま味がアップ。

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作り方
① しめじ、えのきだけ各1パックは石づきを取り、ほぐす。しいたけ2個は軸を取り、四つに手で裂く。
② 米酢、水各3/4カップ、塩小さじ1、砂糖大さじ1を混ぜ、①を加える。

「煮干し酢」
煮干しのうま味がたっぷり。漬けた煮干しは南蛮漬けなどにしても。

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作り方
米酢1と1/2カップに煮干し20gを入れる。

「ゆず酢」
ゆずの香りがさわやかな果実酢。刺し身、中華料理などにおすすめ。

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作り方
米酢1と1/2カップに、ゆず1個分の果汁と薄くむいた皮を入れる。

【まとめ読み】特集「「酢納豆」のすすめ」記事リスト

取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト* ゴ) 撮影/吉田篤史

 

<教えてくれた人>
料理家・調理師・国際中医師
井澤由美子(いざわ・ゆみこ)さん
季節の素材とその特性を生かしたシンプルでおいしい料理が人気。薬膳にも造詣が深く、発酵食品作りはライフワークとなっている。『体がよろこぶお漬け物』(誠文堂新光社)など著書多数。

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この記事は『毎日が発見』2021年2月号に掲載の情報です。

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