熱湯にくぐらせるときれいな色に♪ にんにくのきいた「きゅうりのしょうゆ漬け」とアレンジレシピ

いまが旬の夏野菜。たくさん手に入ったら保存食にしておいしく食べ切りましょう。準備するのは、基本調味料と保存容器だけ。シンプルレシピだから、すぐ作れますよ。今回は、家庭料理家の本田明子さんに「きゅうりのしょうゆ漬けときゅうりのしょうゆ漬けを使ったレシピ」を教えてもらいました。

【前回】塩もみの手間がない「きゅうりの塩漬け」! 「干物めし」と味付けいらずの「豚肉しょうが炒め」も♪

【最初から見る】おいしさの決め手は水! 保存食「なすの塩漬け」とアレンジレシピ「ぶっかけそうめん」

きゅうりのしょうゆ漬け

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熱湯にくぐらせてから漬け込むと、殺菌しながらきれいな色に漬かります。

漬けておくと水分があがってくるので、よく漬かっている下から食べること。

1本分36kcal/塩分2.1g
保存/冷蔵1週間

材料(作りやすい分量)
きゅうり...3本(400g)
にんにく...1~2片
(A)しょうゆ...大さじ3
(A)酒...大さじ1
(A)酢...小さじ1/2

作り方

(1)湯通しする

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きゅうりは端を落として4等分に切る。鍋に湯を沸かし、煮立ったらきゅうりを1本分ずつ入れて10秒ほどで引き上げる。

(2)保存容器に入れる

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引き上げた順に水けをよくきって、保存容器に入れる。残りも同様にする。

(3)漬け汁を加える

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縦2~3等分に切ったにんにく、Aを加える。ふたをして冷蔵室で一晩以上おく。

《しょうゆ漬けを使って》

味がしっかり入ったきゅうりがおすすめ
「やっこきゅうり」

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1人分113kcal/塩分1.0g

材料(1人分)と作り方
(1)きゅうりのしょうゆ漬け2切れは5mmの角切りにする。ボウルに入れ、しょうがのみじん切り小さじ1/2を加えてあえる。

(2)好みの豆腐1/2丁を器に盛り、(1)をのせて万能ねぎの小口切り1本分を散らす。好みでラー油少々をたらす。

パリパリの食感が加わります
「納豆きゅうり」

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1人分120kcal/塩分1.0g

材料(1人分)と作り方
(1)きゅうりのしょうゆ漬け2切れは薄切りにして水けを絞る。

(2)器に納豆1パックを盛り、きゅうり、長ねぎの小口切り少々を添えて混ぜながら食べる。

※記載の保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。

【まとめ読み】特集「基本調味料で作る夏野菜の保存食」記事リスト

取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト* ゴ) 撮影/吉田篤史 栄養計算/スタジオ食

 

<教えてくれた人>
本田明子(ほんだ・あきこ)さん
家庭料理家。本田キッチン・オフィス主宰。小林カツ代さんの内弟子第一号となり、20年以上助手を務める。簡単だけど手を抜かないきちんとおいしい料理に定評がある。著書は『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)など多数。

この記事は『毎日が発見』2021年8月号に掲載の情報です。
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