常備して料理にプラス♪ 免疫力アップ「えのき氷」の作り方

えのきやしめじをはじめとするきのこ類には、免疫を司る免疫細胞を活性化してくれる「β-グルカン」という不溶性食物繊維がとても豊富なんです。価格も安定しているので、えのき氷やオイルしめじにして常備して毎日食べたい食品です。そこで今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「えのき氷」の作り方を教えていただきました。

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がんの予防に期待

えのきたけはアミノ酸と呈未成分(ていみせいぶん:味を感じさせる原因となる物質)が多く、うま味がとても豊富。

また、食物繊維、ビタミンB1やB2、ナイアシンを多く含みます。

善玉菌を増やして腸内環境を整えたり、余分な脂質や有害物質を吸着して排出します。

β-グルカンは腸の免疫系を刺激し、免疫力がアップ。

さらに、EA6という糖たんぱくにもがんを抑制する作用があり、えのきたけをよく食べる人ほどがんの発病率が低いことが明らかになっています。

えのき氷は加熱して粉砕しているので、栄養成分が吸収されやすくなります。

材料(できあがり500g)
えのきたけ...500g(根元を切り落として、2㎝長さに切る)
水...150ml

1個25g(大さじ2)あたり6kcal/塩分0g

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作り方
① 耐熱ボウルにえのきたけを入れ、水大さじ1(分量外)を加え、ふんわりとラップをする。

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② 電子レンジ600Wで10分加熱する。

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③ 汁ごと全てミキサーに移し入れ、水150mlを加え、滑らかになるまで回す。

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④ 製氷皿に流し入れ、ふたをして冷凍する。

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⑤ 凍ったら取り出す。製氷皿から出して保存容器かビニール袋に移し、冷凍保存する。
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  • 冷凍で2カ月保存可能。
  • 今回は1ブロックの容量が25~27mlの製氷皿を使用。これで1ブロックが約25gのえのき氷になる。
  • 健康効果を得るためには、えのき氷を1日50g(ブロック2個)摂るのがおすすめ。

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取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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この記事は『毎日が発見』2020年10月号に掲載の情報です。

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