＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：りんご
性別：女
年齢：43
プロフィール：主婦です。5歳上の夫、娘2人、犬1匹の5人家族です。毎年の家族旅行を楽しみに日々を頑張っています。
私は3年前から近所のパン屋さんでパートをしています。
子供たちが成長し、手がかからなくなる一方で、塾に習い事にと出費が増え、金銭的に負担に重くなってきたため、働くことを決めました。
パン屋さんでの仕事は楽しく、接客もだいぶ慣れてきました。
そこではパンを社員価格で買うことができるため、ランチのときはお店のパンを買って食べていました。
最初のうちは、それが楽しみだったのですが、やはり気になるのは...「体型」です。
しばらくして、このままじゃダメ！とダイエットを決意し、手作り弁当を持って行くようにしました。
私は食事は1人でする方が好きなので、休憩時間はLINEをチェックしながら過ごしていました。
ところがお弁当を食べるようになると、決まって1人の先輩が話しかけてくるようになったのです。
最初は「お弁当なんて偉いね、美味しそう」と言ってくれ、私も挨拶をかわす程度でした。
ところが...、それからは、毎回会うたびに、お弁当を覗き込んでくるように。
「今日もいいね、美味しそう」
必ず一言声をかけられます。
私としてはご挨拶程度で終わりにしてもらいたいのですが、毎回私が持参するお弁当について何かしらのコメントをしてきます。
私はそれが次第にストレスになり、急いで食べるようになりました。
しかし、しばらくすると今度はその先輩も弁当を持ってくるようになったのです。
先輩のお弁当は、ヘルシー和食、ボリュームのある中華、温かいカレーなど驚くほどバラエティに富んでいました。
そして食事休憩が一緒になると、必ずおかずやデザートを分けてくれるのです。
私は「自分も何かあげなければいけないんじゃ...？」と気を遣い、休憩時間が苦痛に感じるようになりました。
私の弁当はそんなに立派なものではなかったので、さらに恥ずかしくなりました。
その先輩は、おすすめの弁当レシピなども教えてくれるのですが、全く頭に入りません...。
こんな時はどのように接するのがよかったのでしょうか。
先輩は1人でお弁当を食べていた私に付き合ってくれていただけかもしれません。
それとも私をターゲットにマウンティングをしてきたのでしょうか。
どちらにせよ私は疲れてしまい、以前のようにお店のパンを購入するようになりました。
そしていつの間にかその先輩とはシフトが重ならなくなり、今は会うことはなくなりました。
仲良くするべきだったのか、はっきり迷惑だというべきだったのかもやもやが残ります。
もっと意思が強くなるべきなんでしょうね。
でも先輩のストレスのおかげか...その時だけは体重が減ったのが、不幸中の幸いでした。
関連の体験記：同居する義母が救急病院へ！ 近くに住む義姉が付き添ってくれた翌日、私に届いた「驚きのメール」
関連の体験記：共働きの47歳妻の私、手取り16万円が「中学生の子供」に飛んでいく...よし、副業しよう！
関連の体験記：「コーヒー代貸して」休憩のたびに借金して返さない50代同僚。撃退作戦の結果...「思わぬ効果」が！
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。
