簡単で続けやすいダイエットがないかな...という方へ。「食べる前に野菜ジュースを飲むだけ」の方法があるんです。管理栄養士の望月理恵子さんの著書『ダイエットの新提案 食べる前に飲む特製野菜ジュース』（アスコム）から、「血糖値を急激に上げない」「食べる量を自然に減らす」「らくらく続けられる」新しい野菜ジュースダイエット法をご紹介します。
「やせる野菜ジュース」は、食物繊維が市販の野菜ジュースの約5倍！
今回紹介する「やせる野菜ジュース」は、ベジファーストパウダー（おからパウダー＋重曹）に5種類の野菜と果物を加えたもの。ベジファーストパウダーとは、重曹（食用）とおからパウダーを合わせたものです。
即効性の満腹効果 重曹（食用）
＋
持続性の満腹効果 おからパウダー
↓
ダイエットの強い味方「ベジファーストパウダー」
この「ベジファーストパウダー」を野菜ジュースに混ぜるだけ！
ただのカロリーオフではなく、ビタミンやミネラルを補給でき、健康的なダイエットに必要な栄養素を盛り込んだジュースです。
その一番の特徴は、一般の野菜ジュースにはほとんど入っていないたんぱく質が含まれていること。基本的に、たんぱく質が多く含まれている食べ物の方が、満腹感を得やすいといわれています。
おからパウダーを入れることによって、1杯で約2.6ｇのたんぱく質をとれるので、119キロカロリーと低カロリーでありながら、満腹感を得やすく、あとの食事の食べすぎを防いでくれます。
もうひとつの特徴は、食物繊維を豊富に含んでいること。
おからパウダーをはじめ、りんごやにんじんを皮ごと入れることで、食物繊維の量がさらに増え、1杯あたり5.6ｇ。セロリ3.7本分、レタス1.1個分の食物繊維をとることができます。
これは一般的な市販野菜ジュースの約5倍！
日本人は1日に約5gの食物繊維が不足しているといわれていますが、やせる野菜ジュースを1杯飲むだけで、その不足分を補うことができるのです。
食物繊維をたっぷりとると、糖質の吸収がゆっくりになるので、血糖値の急上昇を抑え、ダイエットにつながります。
5つの野菜と果物の栄養素がダイエットを強力サポートする
「やせる野菜ジュース」は、ダイエット効果の高い5つの野菜と果物を選りすぐりでブレンド！ こんなにたくさんのやせ栄養素が詰まっています。
●レモン
●バナナ
●りんご
●にんじん
●ほうれんそう
【主な栄養素】
「クエン酸」（レモン）
・重曹の発泡性を高め、満腹感を与える
・糖や脂肪を代謝してエネルギーを生みだす
「エリオシトリン」（レモン）
・抗酸化作用でアンチエイジング
・脂肪の吸収を抑え、肥満を防ぐ
「ビタミンC」（レモン、りんご、ほうれんそう）
・細胞の代謝アップ、脂肪の蓄積を抑制、肥満を防ぐ
・メラニン色素の生成を抑制し、シミ・シワ予防
「フラクトオリゴ糖」（バナナ）
・善玉菌を増やし、便秘を予防
・血糖値の急上昇を抑え、肥満を防止
「ビタミンB群」（バナナ）
・糖質や脂質の代謝を助けて肥満を防ぐ
・新陳代謝を促進
「カリウム」（バナナ、りんご、にんじん）
・塩分の排泄を促し、むくみを防ぐ
・高血圧や便秘の予防
「食物繊維」（バナナ、りんご、にんじん、ほうれんそう）
・血糖値の急上昇を抑え、肥満を防止
・腸内環境を整えて、便秘を予防
「りんごポリフェノール」（りんご）
・抗酸化作用でアンチエイジング
・血行を改善し、代謝アップ
「チラコイド」（ほうれんそう）
・満腹ホルモンを分泌し、食欲を抑える
・血糖値の急上昇を抑え、肥満を防止
「βカロテン」（にんじん、ほうれんそう）
・コレステロールの合成を抑え、血中脂質を抑制
・抗酸化作用でアンチエイジング
「葉酸・鉄」（ほうれんそう）
・ダイエット中に陥りやすい貧血を予防
・血行促進、代謝アップでやせやすい体に
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「やせる野菜ジュース」の作り方から「ラクやせエクササイズ」まで手軽なダイエット法を全7章にまとめた一冊！
