「すき焼きで肉としらたきは離す」「窓を開けて掃除機をかける」といった、誰でもやっている常識に落とし穴が!?実は「損する」「効果なし」な習慣を集めた人気の"やってはいけない本"『日本人の9割がやっているもっと残念な習慣』(青春出版社)から、日常をすぐに改善できる12の方法を連載形式でお届けします。
【掃除機】ホコリが立つので、窓を開けて掃除機をかける
掃除機をかけると、後ろ側から勢いよく排気するため、どうしてもホコリの一部が舞い上がる。こうしたホコリを部屋の外に出すため、窓を開けて掃除をするのが当たり前。こう思ってはいないだろうか。
窓を開けて掃除機をかけるのは、じつは逆効果。風が部屋に入ってきて、ホコリが一層舞い上がってしまうのだ。こうしたホコリはしばらくの間、空中を漂ったのち、部屋のあちこちに落ちていく。せっかく掃除機をかけても、きれいにはならないのだ。
排気された空気の臭いが気になる場合は、掃除が終わって15分ほどたち、ホコリが大分落ち着いてから窓を開けて換気するようにしよう。なお、掃除機をかける前に床を拭いておけば、ホコリが立つのを大分抑えることができる。
【メラミンスポンジ】風呂掃除に使ってピカピカにする
水を含ませるだけで、驚くほど汚れを落とせるメラミンスポンジ。100円ショップでも買える便利な掃除グッズとして、重宝している人は多いだろう。そして、間違った使い方をしている人も少なくないようだ。
メラミンスポンジは非常に硬い樹脂で作られており、汚れを削り落とすことによってきれいにする。このため、コーティング加工が施されているものなどに使うと、表面が削られて傷ついてしまうのだ。
メラニンスポンジを使ってはいけないのは、家の中では浴槽や洗面台、トイレなど。細かい傷がつくと、そこに頑固な汚れがたまり、洗剤を使っても落としにくくなる。車の洗車に使うのもNGで、塗装がはげて取り返しがつかなくなってしまう。
誰もがやっているけど本当はやってはいけない習慣はまだまだある!健康、家事、美容、食品保存など生活に密接した10ジャンルから、選りすぐった132の"残念な習慣"。理由と対処法も紹介されているので、すぐに改善できます。