「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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乱雑になりがちなバッグ、整然としまいたいなら?
A.仕切りを使って立てる
クロゼットのコーナーをバッグ置き場に決め、仕切りを立てて収納。
→立ててしまえば服の下の隙間も有効活用
場所は取るけれど安定感があり、さっと取り出せる方法です。仕切りを使い、1個ずつ定位置を決めます。購入時についていたパッキンを中に入れてしまうとしっかりして立てやすく、型崩れ防止効果も。大きなバッグに小さなバッグを入れてパッキン代わりにしてもいいでしょう。
引き出しに仕切りを入れて立てて収納。詰め込まないほうが取り出しやすい。
B.吊るしてしまう
ポールにS字フックをかけ、持ち手をかける。
→どこにでも設置できるが持ち手の型崩れが心配
コンパクトにしまいたいなら吊るすのがベスト。ただ、持ち手が型崩れしてしまうので注意。また、バッグを取り出すとき、S字フックが外れないよう持ち手に意識を集中させて取らなくてはいけないのが難点です。たくさん収納できますが、収納場所以上に持たないようにするのも大事。定期的に点検して増やさないようにします。
市販のバッグハンガーで段差をつけ重ねて吊るすと狭い場所でもたくさんのバッグがしまえる。
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