「片付かない」「すぐに散らかる」そのお悩みは、収納方法が暮らしに合っていないからかもしれません。ものを片付ける方法は1つではなく、さまざまな方法の中から自分に合っているものを見つけることが大切。台所、風呂場、クローゼットなど、お悩みが発生しがちなケースごとに、すっきりしまえる収納をA、Bの2通りご紹介します。あなたに合うのはどっちの収納方法?
※この記事は『リバウンドしない収納はどっち?』(須藤昌子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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冠婚葬祭用品をあわてずに準備できる収納は?
A.祝い事、不祝儀で分ける
結婚式などのお祝い事に必要なものと、お葬式など不祝儀の品を分けてかごに入れておく。
→ボックスの中すべてが必要なものだからあわてなくてすむ
お悔やみ事は突然やってくるのであわてないように、必要なものをひとまとめにしておきます。お悔やみボックスには黒バッグ、念珠、黒ストッキングなど、お祝い事ボックスの中はコサージュやパーティバッグなどを入れて。ご祝儀の袋は常備していますが、お香典袋など不祝儀の封筒を準備するのは不謹慎なのであえて用意していません。
ぞうきん、ライター、お線香などの墓参用品もまとめて不祝儀用品の近くに。
B.全てまとめておく
冠婚葬祭用品はひとまとめにしておくようにしている。
→祝儀・不祝儀に必要な品は意外と共通している
お祝い事に必要な品とお悔やみに必要な品には、真珠のネックレス、白いハンカチ、袱紗など、祝儀・不祝儀に共通のものがあります。祝儀、不祝儀に必要な品を分類せずにひとまとめにして1つのかごに入れると、かごが多くならず場所をとりません。必要なときにはここから取り出して支度すればよく、わかりやすい方法です。
祝儀、不祝儀両方に必要な品はそれだけまとめておいてもいい。
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