「ぎっくり腰」で動けない! 非常時は「ほふく前進」を【痛みが消える日常動作】

出先での立ち方:傘は第三の脚、体の重みを分散しよう

傘は心強い味方

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

傘に体重はかけません。体が前に傾かないよう、脚を補助して支えるつっぱり棒のようなイ
メージです。

腕は必ず体につけて前・中央・横・後ろなど、よりラクな位置に傘をつきます。

傘がすべらないように、十分に気をつけてください。

意外に人にはバレないんです

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

少し体を後ろに倒して腰を前に突き出す動作です。腰が痛いときに行うのはもちろん、腰が疲れたと思った時点でこまめに行うと腰痛の予防にもなります。

痛みのないときに鍛えよう

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イラスト:中村知史(『肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』より)

待ち合わせやバス・電車を待つときは大チャンス! 頭を支える筋力を一挙に鍛えることができます。

30年も続けているにはワケがある

まっすぐに立って体を内側に締める動作は、私が信号待ちやエレベーターの中でもう30年続けている動作です。痛みが出なくなるだけでなく、スタイルがよくなります。

また、お尻を締める動きが尿もれに、太ももを内側に締める動きがO脚の予防や改善に効果を発揮します。

痛みを感じない程度に、今日から始めていただきたいくらいおすすめの動作です。

 

植森美緒
健康運動指導士。指導歴35年。ドローインの第一人者。ダイエットに10年間失敗し続け、無理な運動で腰を痛めた経験を持つ。「日常動作を変えれば人生が変わる!」をモットーに、生活の中で無理なく行えるダイエット・健康法を提唱。自らもそれを実践し、腰痛を克服。ウエストサイズ58センチの体型を30年以上維持している。スポーツクラブの社員からフリーランスになり、カルチャースクール、専門学校、整形外科、自治体、健康保険組合、企業、女性誌、テレビなど多彩なステージで活動を重ねている。その場で効果を実感できるセミナーが好評で、直接指導した人数は5万人超。著書に『1日1分で腹が凹む 4万人がラクに結果を出した最高に合理的なダイエットの正解』『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)など、ベストセラーも多数。

※本記事は植森美緒:著、金岡恒治:監修の書籍『イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)から一部抜粋・編集しました。
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