習慣化すると人生が変わる!「朝片づけ」のススメ

家を片づけたいけど、「何から手をつけていいかわからない」「途中でイヤになった」「すぐ元に戻っちゃう」なんて悩み、抱えていませんか? 実は片づけられないのは「脳」のせいかもしれません。脳の働きを理解し、弱い部分を鍛えることで「片づけ脳」に変える。「片づけ上手になるための脳トレ」で話題の書籍から、そのエッセンスを連載形式でお届けします。

※この記事は『片づけ脳―部屋も頭もスッキリする!』(加藤俊徳/自由国民社)からの抜粋です。

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片づけを習慣化させる仕組みを取り入れよう「朝片づけ」のすすめ

「片づける習慣」をつけるためには、習慣化させる仕組みを取り入れるのが有効です。じつは私は、いつのころからか「朝片づけ」をするようになりました。朝起きて、すぐに片づけをするのです。例えば、連載中の新聞や雑誌の切り抜きを朝やります。机の上も、朝イチで見渡して整えます。

30代、40代では考えられないほど、片づけをするようになりました。自分でも「進歩したな」と思います。なぜ私が朝、片づけができるようになったかというと、早寝早起きを実践するようになったからです。睡眠を十分にとっているので、朝スッキリした気分で目覚めます。気分がスッキリしていて、頭もクリアだと、見えるモノもスッキリさせたくなるのです。

まず、食卓の上とかソファの上に置いてあるこまごましたモノを片づけます。これらは前の晩、私が寝た後に、家族が置きっ放しにしたモノたちでしょう。それらを、所定の場所にしまうのです。寝不足だと、家族の置きっぱなしのコップや食器まで気が回りません。

また「朝仕事」として、家族を起こしています。それから身支度を整えて、朝の5キロの散歩に出かけて、歩きながら頭の中を整理します。今日1日行動するために、まず歩きながら、昨日のことを振り返ったり、今日の予定を想起したりしてシミュレーションするのです。

このように、朝にスッキリした状態をつくり出す習慣をもつと、あらゆる物事がうまくいくことを実感しています。

散らかしたのは家族なのに、なんで自分が片づけなくちゃいけないの?と腑(ふ)に落ちない人もいるかもしれません。でも、私は散らかしていない自分が片づけることに、特に何も感じません。朝の時点で脳がクリアになっていて、自分に余裕ができているから、そうした気持ちも湧かないのです。

以前は、そのような余裕は全くありませんでした。今は以前よりもさらに忙しい生活を送っているのに、余裕があるのです。むしろ、家族がまだ寝ているときに、「自分は片づけをしているんだ。脳がしっかり活動しているんだ」と思うと、優越感を覚えるほどです。

さらにいいのは、片づけをしているときは、昼間使っていない脳を使えるということです。昼間の私の仕事は、患者さんと話をすることですから、伝達系、聴覚系、思考系などが働きます。一方、「朝片づけ」は、家族との会話が始まる前で、ただひたすら手を動かします。運動系脳番地をたくさん働かせることになるのです。

私にとって「朝片づけ」は、使っていない脳番地を鍛える脳トレだと思って続けています。実際、仕事も以前よりうまくいくようになりました。

早寝早起きでしっかり睡眠をとれば、「朝片づけ」ができるようになります。これを習慣化すれば、人生が変わるのです。

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加藤俊徳(かとう・としのり)

新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。 株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。MRI脳画像診断から、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。現在は、独自開発した加藤式脳画像診断法を用いて、脳の成長段階、得意な脳番地不得意な脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳トレ処方を行う。著書多数。

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片づけ脳―部屋も頭もスッキリする!

(加藤俊徳/自由国民社)

片づけられないのは実は「脳」のせいだった!やる気がしない、なかなか進まない・・・など「片づけ」を妨げる脳の弱い部分を分析。手軽にできる8つの「脳番地トレーニング」で、片づけられるように脳トレを行う、画期的かつ話題の一冊です!

この記事は書籍『片づけ脳―部屋も頭もスッキリする!』からの抜粋です

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