夏が近づく6月は、油汚れが落としやすく、水も冷たくないので、掃除をするのにおすすめの季節! そこで自然派洗剤を使って、肌にも環境にも優しい掃除をしませんか? そこで今回は、生活研究家の阿部絢子さんに教えてもらった「トイレの掃除術」をご紹介します。
【便器】水あか・尿石を落とす3ステップ
便器内にこびりついている尿石は、「クエン酸」で溶かします。
落ちない場合は耐水性サンドペーパーを使いましょう。
★STEP1
「クエン酸」を便器にスプレーして5分ほど置く
★STEP2
ブラシで汚れをこすり落とす
阿部さんが掃除に使うのはクロン社(スウェーデン)のディッシュブラシ。水切れが良く、隙間に入りやすい角度が◎。インターネットで660円くらい。
★STEP3
頑固汚れは耐水性サンドペーパーでこする
使うのは耐水性サンドペーパー(2000番・ホームセンターで購入可能)。水を少し付けて、便器を傷つけないよう小刻みに動かします。
【便座回り】ほこり・雑菌を落とす3ステップ
便座やふた、床に尿が飛び散って細菌が繁殖しやすい場所。
使い捨てできるトイレットペーパーで掃除をします。
★STEP1
トイレットペーパーに「消毒用エタノール」をスプレー
★STEP2
便座、ふた、部品の隙間を拭く
隙間はトイレットペーパーを巻いた指を入れて汚れをかき出す。
★STEP3
床や便器との接続部を拭く
※「消毒用エタノール」が手に入らない場合は、「クエン酸」で除菌します。殺菌作用はありません。
【タンクの蛇口】水あかを落としましょう
「クエン酸」をスプレーし、歯ブラシでこする
蛇口周辺に付いた白い水あかは「クエン酸」で汚れを溶かしてから、歯ブラシでこすり取ります。
取材・文/米原晶子 撮影/吉田篤史