12月は大掃除をしたり、お正月の準備などで忙しい時期。片付けまで手が回らない!とならないように、計画を立ててムリなくすすめたいものです。
「やみくもに手をつけても、疲れて中途半端に終わってしまいます。時間や場所、ものなど、作業の範囲をあらかじめ決め、がんばり過ぎないこと。小さい範囲ならすぐに終わるので達成感があり、ゲーム気分で片付けが楽しめますよ」と整理収納アドバイザーの中山真由美さん。
今回は、年に一度は見直したい、10分でできる「キッチン周り」の片付けを教えていただきました。
気になるものの10分片付け「キッチン周り」編
冷蔵庫の賞味期限切れや使い残しをチェック
冷蔵庫は、冷蔵室、野菜室、冷凍室とスペースごとにチェック。
まずは賞味期限を確認しましょう。
調味料類は開封後2ヶ月、保存食は1週間がリミット。
もったいないと思わず、健康のために処分してください。
冷蔵庫にため込みがちなものはこの機会に処分しましょう
保冷剤や食品に付属の小袋調味料など、「いつか使うかも」「あったら便利」なものも、ため込みすぎると使い切れません。
冷凍食品も時間がたつと味が落ちます。
カチカチに固まっていたり、霜がついていたら処分を。
使いかけのレモンや余った酢はクエン酸がわりに使えます
排水口に重曹、お酢をふりかけ、30分〜2時間ほどおいて湯で洗い流すと、ぬめりやニオイ消しになります。
また、レモンの切り口をまな板にこすりつければ除菌に。
冷蔵庫や壁に貼ったチラシ、お知らせは、ほとんどが用済みのもの
お知らせやチラシ、ダイレクトメール、出前のメニュー、クーポン券など、一時保存的に貼った紙類は、期限切れや水に捨てられるものが多いもの。
部屋がごちゃつく原因にもなるので、全て外しましょう。
もらった割り箸や先が汚れた箸などのカトラリーも一掃
先端が汚れたり丸くなったもの、半端なものは交換のタイミング。
カトラリー入れから抜き取りましょう。
割り箸やプラスチックのスプーン、パンの袋止めなどは、大量になくてもいいもの。
一緒に処分します。