その独特な苦みに健胃作用や肝機能を高める働きがあり、夏バテの予防効果が期待できるゴーヤ。ビタミンCもとっても豊富で、さらに貧血の予防に役立つ葉酸や、高血圧予防に欠かせないカリウムなど、多くの健康効果が期待できる優れものです。そこで、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに教えていただいた「ゴーヤ酢」の作り方をご紹介します。
さっぱりとして飲みやすい
「ゴーヤ酢」
ゴーヤには血圧や血糖値を改善する成分が含まれています。酢との相乗効果で、さらに効率よく体に働きかけます。
大さじ1あたり34kcal/塩分0g
材料(450ml瓶1本分)
ゴーヤ...1本(ワタを除いて約200g)
(ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、2mm幅の薄切りにする)
氷砂糖...100g
酢...1カップ
※黒砂糖や上白糖、きび砂糖などでもよい。その場合は沈殿しやすいので、小まめにかき混ぜる。米酢、玄米酢、黒酢などの穀物酢や、りんご酢など好みの酢でもよい。
作り方
①瓶に氷砂糖を入れ、ゴーヤを加え、酢を注ぐ。
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②ラップをかけずに電子レンジ600Wで30秒加熱する。
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③取り出して、浮き上がり防止にラップを表面にかぶせ、ふたをする。半日室温においたらできあがり。
常温で1年間保存できるが、夏場は冷蔵保存がおすすめ。ゴーヤは取り出さなくてもよい。そのまま水や炭酸で割って飲んだり、あえ物酢にも使える。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)