血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方

その独特な苦みに健胃作用や肝機能を高める働きがあり、夏バテの予防効果が期待できるゴーヤ。ビタミンCもとっても豊富で、さらに貧血の予防に役立つ葉酸や、高血圧予防に欠かせないカリウムなど、多くの健康効果が期待できる優れものです。そこで、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに教えていただいた「ゴーヤ酢」の作り方をご紹介します。

さっぱりとして飲みやすい
「ゴーヤ酢」

ゴーヤには血圧や血糖値を改善する成分が含まれています。酢との相乗効果で、さらに効率よく体に働きかけます。

血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方 2007_P044_01.jpg大さじ1あたり34kcal/塩分0g

材料(450ml瓶1本分)
ゴーヤ...1本(ワタを除いて約200g)
(ゴーヤは縦半分に切って種とワタを除き、2mm幅の薄切りにする)
氷砂糖...100g
酢...1カップ
※黒砂糖や上白糖、きび砂糖などでもよい。その場合は沈殿しやすいので、小まめにかき混ぜる。米酢、玄米酢、黒酢などの穀物酢や、りんご酢など好みの酢でもよい。

血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方 2007_P044_02.jpg

作り方
①瓶に氷砂糖を入れ、ゴーヤを加え、酢を注ぐ。

血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方 2007_P044_03.jpg

②ラップをかけずに電子レンジ600Wで30秒加熱する。

血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方 2007_P044_04.jpg

取り出して、浮き上がり防止にラップを表面にかぶせ、ふたをする。半日室温においたらできあがり。

血圧や血糖値が気になる人はぜひ♪ 「ゴーヤ酢」の作り方 2007_P044_05.jpg常温で1年間保存できるが、夏場は冷蔵保存がおすすめ。ゴーヤは取り出さなくてもよい。そのまま水や炭酸で割って飲んだり、あえ物酢にも使える。

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取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

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『村上祥子のシニア料理教室』

(村上祥子/女子栄養大学出版部)

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この記事は『毎日が発見』2020年7月号に掲載の情報です。

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