【本作を第1回から読む】クレオパトラは複数人いた!? 意外と知らない「エジプト」のトリビア【1分でサクッと読める雑学】
『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第9回【全10回】
テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。
ドイツ語の「悲しみベーコン」って、いったい何?
アルバイトやバウムクーヘンなど、日本で通じるドイツ語は数多い。これは、江戸時代に蘭学を通してドイツの知識が入ってきたり、明治政府が日本の近代化を進めるためにドイツを手本にしたためだといわれる。
かくいう筆者も多少ドイツ語を学んだことがあるのだが、「Kummerspeck」という言葉に出会ったときは驚いた。直訳すると、「悲しみベーコン」。意味は、失恋などでやけ食いし、うっかりついてしまったぜい肉のことだ。なんというか、絶妙すぎる。
ドイツ語には、他にもHexenschuss(魔女の一撃)やKatzensprung(ネコのひと飛び)という言い回しがある。前者はぎっくり腰のこと、後者は目と鼻の先の意だ。また、Hüftgold(腰の金)という言葉もある。これはズバリ、腰周りの脂肪のこと。悲しみベーコンといい腰の金といい、やはりぜい肉のつき具合は気になってしまうものらしい。