ドイツ語で「悲しみベーコン」の意味が絶妙すぎる! 【1分でサクッと読める雑学】

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『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第9回【全10回】

テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


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ドイツ語の「悲しみベーコン」って、いったい何?

アルバイトやバウムクーヘンなど、日本で通じるドイツ語は数多い。これは、江戸時代に蘭学を通してドイツの知識が入ってきたり、明治政府が日本の近代化を進めるためにドイツを手本にしたためだといわれる。

かくいう筆者も多少ドイツ語を学んだことがあるのだが、「Kummerspeck」という言葉に出会ったときは驚いた。直訳すると、「悲しみベーコン」。意味は、失恋などでやけ食いし、うっかりついてしまったぜい肉のことだ。なんというか、絶妙すぎる。

ドイツ語には、他にもHexenschuss(魔女の一撃)やKatzensprung(ネコのひと飛び)という言い回しがある。前者はぎっくり腰のこと、後者は目と鼻の先の意だ。また、Hüftgold(腰の金)という言葉もある。これはズバリ、腰周りの脂肪のこと。悲しみベーコンといい腰の金といい、やはりぜい肉のつき具合は気になってしまうものらしい。

 

近藤仁美

早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ『高校生クイズ』を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で出題・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務め、雑学とクイズの国際的な賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。『クイズ語辞典』などクイズに関する著書の他、『教科書で出会った古文・漢文一〇〇』など長年携わる日本の古典にまつわる著作・講演もある。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い!教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。

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