将軍はお花好きのメガネ男子だった!? 「徳川家康」の意外な一面【1分でサクッと読める雑学】

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『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』 (近藤仁美/永岡書店)第5回【全10回】

テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


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徳川家康はメガネ男子だった!

メガネは13世紀にイタリアで発明されたといわれ、その後数百年の間、富裕層しか使えない高級品だった。16世紀には日本にも持ち込まれ、大名や高僧など、身分の高い人への献上品として用いられた。17世紀には日本でもある程度広まっていたと考えられ、国内での製造も始まってはいたが、年間数万個のメガネが輸入されていたという。

メガネを愛用していた有名人としては、徳川家康が挙げられる。静岡県の久能山東照宮にはその現物が残っており、鼈甲(べっこう)製の手に持つタイプのものであったことがわかっている。

また、徳川家康は大変な健康オタクでもあった。自ら薬を調合したり、薬のもとになる植物を育てたりしていた。植物自体も好きだったらしく、江戸城にはわざわざ「お花畑」が設けられていた。そこでは、大名から献上された珍しい植物などが育てられ、忙しい天下人の心を癒していたようだ。

 

近藤仁美

早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ『高校生クイズ』を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で出題・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務め、雑学とクイズの国際的な賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。『クイズ語辞典』などクイズに関する著書の他、『教科書で出会った古文・漢文一〇〇』など長年携わる日本の古典にまつわる著作・講演もある。

※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い!教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。

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