耳と目を動かして認知症の予防に! 今日からできる簡単な「新習慣」【脳内科医の加藤先生が伝授】

目にイイ
数えながらティッシュでお手玉;10回繰り返す
丸めたティッシュでのお手玉は軽いので、強めに投げ上げてから落ちてくるまでの間、しっかり見ていないと、ちゃんと受け取ることができません。

「見る力」が鍛えられるだけでなく、全身のバランス感覚も身に付けられます。

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ティッシュ2枚を軽く握り、お手玉を作る。右手でお手玉を投げ上げ、左手で受け取る。続いて、左手で投げ上げ、右手で受け取る。10回繰り返す。

耳と目を動かして認知症の予防に! 今日からできる簡単な「新習慣」【脳内科医の加藤先生が伝授】 2310_P022-023_07.jpg両手にお手玉を一つずつ乗せ、右手のお手玉を上に30cmほど投げ上げ、そのまま右手でキャッチする。キャッチしたら、左手でも同様に行う。交互に10回繰り返す。

<ポイント>
投げ上げたティッシュから目を離さずに、しっかり見続けて。足踏みしながら行えば効果アップ。

<できる人は>
お手玉を上に1mほど投げ上げてからキャッチに挑戦を!

目にイイ
外を見ながらばんざいかかと落とし;10回繰り返す
ばんざいをするように思い切り背伸びをして両手の指を絡めながらかかとを上げ下げ。

目標物を決めて窓から外を見ながら行えば、視覚の向上にも役立ちます。

ストンとかかとを下ろす刺激で、脳の働きも良くなります。

耳と目を動かして認知症の予防に! 今日からできる簡単な「新習慣」【脳内科医の加藤先生が伝授】 2310_P022-023_08.jpg息を吸いながら背伸びをする。かかとをできるだけ持ち上げる。

耳と目を動かして認知症の予防に! 今日からできる簡単な「新習慣」【脳内科医の加藤先生が伝授】 2310_P022-023_09.jpg

息を吐きながら、ストンとかかとと腕を下ろす。

<ポイント>
目標物を決めてしっかり見ながら行いましょう。かかとを強めに落とすと、骨にも刺激となり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防にも。

構成・取材・文/寳田真由美(オフィス・エム) イラスト/カトウミナエ

 

<教えてくれた人>
加藤プラチナクリニック院長
加藤俊徳(かとう・としのり)さん

脳内科医、医学博士。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。助詞強調音読法や脳番地トレーニングを提唱。『「名前が出てこない」「忘れっぽくなった」人のお助けBOOK』(主婦の友社)など著書多数。

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